不定期日記:肆

バイクに乗ったり乗らなかったりして撮ってきた写真を晒す / R1200GS / SEROW / D610 / D500 / X-T20 / Rollei35S

西日本大ツーリング

だいぶ間があいてしまったのでざくざくと。

10/27~28の憧憬の路の後、1週間まるっと休暇を取って四国〜九州北部〜山陰をぐるっと回るツーリング。ディーラーの道の駅ラリーとBikeJIN誌のラリーをまとめて片付ける。

10/29: 竹原→別府

湯坂温泉に泊まっていたが、折角だから竹原市街に戻って海沿いのR185で三原へ。そこから尾道に出てしまなみ海道

今治側から。

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四万十川を目指して松山道へ。三間ICで下りてR381→R441で四万十市方面へ向かう。R441はガチ酷道でなかなか怖い。

沈下橋のうちで最大の佐田を目指したが、県道がその手前で工事中だったため、少し上流の三里沈下橋から。

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R441まで戻って、細道を抜けて佐田へ。

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四万十川は確かに清流。写真で見ても透明度が分かる。

八幡浜からフェリーで別府に渡るため、宿毛経由でまた北上。日が暮れてからのR441は無理。

ハンターカブ乗りのおっちゃんと話しながらフェリーに乗り込み、3時間ほどで別府着。もう深夜なのでさっさと宿に入って寝る。

10/30: 別府→熊本

やまなみハイウェイ最高。

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大観峰

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阿蘇中岳に向かう途中で。

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火口からは噴気もくもく。

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阿蘇を南側から。

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ケニーロードもなかなか。

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10/31: 熊本→萩

太宰府天満宮。中国人観光客いっぱい。

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母校(高校)の記章が梅で、飛梅から苗だか何だかを譲ってもらったという話があったような。そんな訳で見に来たかった。

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本州に戻って秋吉台へ。

秋芳洞

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カルスト台地

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気持ちいい道…なんだけど案外短くてしょんぼり。

もう夕方になってきて、時間的に厳しかったが無理して角島を目指す。

なるほど。

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萩まで戻って宿泊。灯りが少なく線形も良くない夜の国道は走りにくい。

11/1: 萩→境港

ちょろっと萩市内をバイクで流してから出発。日本史で出てくる幕末の偉人の名前があちこちに。これが長州閥か…

松下村塾

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山陰側は高速が事実上無いので国道をひたすら。

出雲大社。でかくて荘厳。いいね。

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大国主命と言えば因幡の素兎

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本殿の裏側にうさぎの溜まり場。

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楽殿もでかい。

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出雲阿国像。

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11/2: 境港→天橋立

出発前に水木ロードを散策。夜のほうが風情があった。

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ベタ踏み坂。

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ハヤブサ乗りじゃないけど隼駅。

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鳥取砂丘。思ってたほど広くなかった。不整地の上り下りはきつい。

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餘部鉄橋

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登ってみた。

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三日続けての夜間下道走行は精神的に辛い。

11/3: 天橋立→横浜

夕方遅くなると御殿場から先が混むとは分かってるけど、まあ天橋立は観光してくでしょう。

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今回は北側から。籠神社の駐車場はバイクをすんなり停めさせてもらえたので○。

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あとは高速をざくざく。途中で洞戸の道の駅に寄り、ついでに近くの蓮池へ。

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以上、竹原から通して8泊9日・3000kmオーバーの旅でした。

近畿ツーリング

9/15~17に近畿地方へ2泊3日ツーリング。行程と写真を簡単に。

9/15は非名阪で金山から和歌山へ。非名阪入り口でいきなり崖崩れ(四輪車通行止め)とワンパンw その後もほとんど市道のようなぐねぐね道。道の脇には採石場

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和歌山駅前に泊まってクジラとかめはり寿司とか。

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9/16はまず潮岬まで南下。

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そして舞鶴まで北上。和歌山は晴れてたのに京都に入ったら天気が悪化。

9/17は伊根へ。海沿いの町並み保存地区。

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半日かけて帰り。

夏休みツーリング (その3)

その2から続く。

8/8: 函館↔︎室蘭

8/9室蘭発のフェリーが欠航となったため、代わりに8/9昼に津軽海峡フェリーで函館から青森へ戻ることにした。しかしながら、BikeJin誌ラリーのチェックポイントに室蘭夜景があるため、室蘭には何とか行ってくるしかない。ということで強行ピストンを決断。

午前中はゆるく函館観光。折角だから朝市に行って海鮮丼を食べる。観光地価格とは分かっているけど、まあ折角だからねえ。味は合格点なのでまあよし。

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函館と言えばGLAY。今月末にライブをやるっぽい。

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高田屋嘉兵衛像。ロープウェーのケーブルが邪魔…

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函館は坂の街、というか函館山に向かって何本も坂が並んでいる。護国神社坂と二十間坂。

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定番の五稜郭。駐輪場所を探すのに苦労した(--;)

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今年が戊辰戦争・函館戦争150周年とのことで、いろいろと展示やイベントをやっている。鬼の副長もゆるキャラにw

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ついでに、北海道出身の知人に教えてもらった四稜郭にも寄ってみた。五稜郭は城塞であるのに対して四稜郭は防衛陣地といったところ。建物は残っていないが、土塁は四稜の形を残していた。

さて室蘭へ。R5を北上し、大沼公園をちょろっと通過して道央道…の前に昼飯。またラキピですが何かw

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森町赤井川店はR5沿いで、昼飯時ということもあって混雑。2~30分待ったような。

しかし待った甲斐はあった。スペシャル生ベーコンエッグバーガーも生姜焼肉バーガーも美味いしデカい。

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そして道央道を黙々と走る。交通量少ないなー。片側一車線なので、高速なのに対向車線のバイクと手を振りあえる程度。ICとICの間はひたすら森林なので、景観の変化も少なくだんだん無になってくる。

16時過ぎに室蘭に到着。ICを降りる直前に雨が降り出してぐったりしたが、道の駅に入る頃には上がったので一安心。あとは夜まで降らないことを祈るばかり。

日没までは時間があるので、絵鞆半島最南端のチキウ(地球)岬へ。

Murostagram(とは)

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そして夜景スポットの一つ、祝津公園展望台へ。函館山と違って人がいないw なので、三脚を立ててカメラをセットし、じっと(FGOやりながら)日没を待つ。

白鳥大橋の夜景。頑張った。

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帰る頃になって、チキウ岬で見かけたタンデムR1200RSがやってきた。やはりBikeJinラリーのチャレンジャーだった。お互いの無事を祈りつつ離脱。

そして来た道を帰る。同じ道を往復するのって嫌いなんだけど… orz 道央道は街灯もなく、虚無になりながらひたすらひたすら走り続けて大沼公園IC。

ホテルに帰る前に夕飯を食いたいが、もう22時過ぎだし、郊外じゃ開いている店も少ない。となると選択肢は限られてきますね?

でもまたハンバーガーでもつまらんのでカレーにしたw

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8/9: 函館→弘前

最終日も朝市へ。今度はワンコイン丼。

イカの三升漬丼。小さめの丼だが、これで500円なら良コスパじゃないかな。

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ついでに実家への土産を見繕って発送。

フェリーは12時発なので、ホテルをチェックアウトして函館の街を流す。

イカ釣り船。

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昼飯をどうするか、と考えてまた函館ローカルフードにした。ハセガワストアのヤキトリ弁当。

www.hasesuto.co.jp

フェリーターミナルで食べる。

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函館〜青森間は4時間弱の航路。ただ今回は風が強いため、デッキに出られない=写真が撮れない。仕方ないので客室で昼寝。

翌日は福島の実家に帰るのだが、青森からだとちと遠かろう、ということで宿は弘前にした。R7を小一時間南下して到着。

R7から見えた、夏の岩木山

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ホテルのロビーにはふらいんぐうぃっちの単行本が装備。

8/10: 弘前→福島

多少時間が作れたので、折角だから弘前城を見ていく。桜の季節だとベターだったんだろうけど(でも死ぬほど混むわな)

石垣の大規模修復作業中とのことで、本丸も元々の位置からずらしてあったりするらしい。

こんな感じで石垣を取り外して作業中。

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イカ石。面白い。

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最後に昼飯をどっかで食っていこう、ってことで盛岡名物三大麺のうち、一番夏向きな気がする冷麺に決めた。折角だから盛岡冷麺の元祖である食道園に行くことにする。

店の場所はかなり分かりにくいのでナビが頼り。店の近くに駐輪スペースがあったのでそこに停める。

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平日の昼間でもちょい混み。昼間っからビール+焼肉な羨ましい客を横目に、冷麺と烏龍茶を注文。

普通に美味しい。カクテキがいい味してる。

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この日も天気がいまひとつ。雨が降ったり止んだり強くなったり。実家近くまで来ていきなり豪雨になったので慌ててPAで雨宿りしたりしながら、どうにか夕方までに帰省できた。

おまけ

帰省中にも1日だけバイクでぶらぶら。

猪苗代湖磐梯山

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夏休みツーリング (その2)

その1から続く。

8/6: 十和田→大間

3日目も雨模様のスタート。津軽半島の先端、竜飛岬を目指す。

十和田湖畔の(晴れてたら)気持ちいい道を走り抜け、R454→R102で黒石へ。ここから少しだけ東北道に乗るつもりだったが、それもつまらないし十三湖のほうを通っていくのもいいかな、と思い直した。

コースを考えると、ちょっと西に進んで弘前に入り、R7→R339で行くのが良さそう。弘前と言えば…と思いついて藤田記念庭園に立ち寄る。

www.hirosakipark.or.jp

洋館。うん、大正浪漫でコンクルシオですね。

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庭園も好きなので寄りたかったが、時間が微妙なので断念して先を急ぐ。

五所川原を過ぎると車も減ってくる。十三湖の先は海沿いの竜泊ライン。

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気持ちのいい道を延々と走ってやっと到着。この頃にはすっかり晴れていた。

津軽海峡冬景色の碑。彼方には北海道が見える。余談だが、私の妹は函館在住当時、自分自身の結婚式二次会で何故かこの歌を熱唱しやがったw

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階段国道。歩いて降りる気力はなし。

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自衛隊施設と北海道。

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翌日に大間から函館に渡るため、今日の宿は大湊。蟹田から脇野沢へのフェリーに乗れば陸奥湾を渡って楽ができるので、時間を見ながら東へ進む。

今別からr14に入ってショートカット。途中にある北海道新幹線奥津軽いまべつ駅。駅だけがぽつんと建っている。

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予定より順調に進み、蟹田のフェリーターミナルに到着。これで休憩しながら楽r

…おいまじか

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陸奥湾をぐるっと自走かぁぁぁ… orz

嘆いてても仕方ないので、R280バイパス→R7→R4→みちのく有料道路→R279とざくざく進行。雨も降り出すし踏んだり蹴ったり。下北半島に入ると人家もすっかり少なくなり、地の果て感が出てくる。

この日の宿は大湊市街外れの丘の上に建つ、ちょっと高級感のある温泉宿。そろそろ疲れが溜まってくる頃かと思って、良さげな宿をとっておいた。

www.mghotel.jp

いい湯に浸かって美味い飯を食ってふかふかベッドでぐっすり。

ところで、北海道からの帰りは8/9夜発の室蘭→宮古フェリーを予約していたのだが、台風により運休のお知らせが… orz コース変えなきゃ。

8/7: 大湊→函館

朝起きたら曇り空の向こうに恐山。

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折角だからそっちを走っていくことにする。r4は宇曽利山湖までの登りは快適な山岳路だが、そこから大畑までの下りはガチな険道と化す。

ともあれR279をひた走り、遂に本州最北端に到達。

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大間と言えばマグロ、ということでこんな一本釣りのモニュメントも。

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折角だからマグロを食うかな、とも思ってたが、昼飯にはまだ早いし、大間崎近辺には寂れかけた土産店ぐらいしかないし、ということでさっさとフェリー乗り場へ向かう。

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函館までは2時間弱の航路。カモメも乗船中。

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適当にごろごろしているうちに無事到着。まずは昼飯。

函館で飯と言えばラッキーピエロでしょう。

luckypierrot.jp

フェリーターミナル近くの店舗に入り、安直にセットを注文。チャイニーズチキンバーガーとラキポテとウーロン茶。

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ラキポテは初めて食べたが、マグにフライドポテトを入れてグラタンソースと粉チーズを振ってある。分かりやすくジャンクな味。だがそれがいい

宿のチェックイン時間にはちょっと早かったので、少しだけ寄り道。副長最期の地。

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ホテルは駅前の安宿。思ってた以上にボロかったが…まあ泊まるだけなら問題なかろう、と割り切った。

荷物を下ろして一休みしたところで、夜景を見るために函館山へ向かう。ロープウェーは混むだろうと予想して、駅前からバスで登頂。

山頂着は18:30頃。18:50ぐらいに日没なので展望台へ向かうが、既に大混雑。フェンスの前には人だらけ。一応三脚を持っていったが全くの無駄。

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展望台の最上段まで登り、できるだけ前に詰めて日没を待つが、最前列の人達は動くわけもなく。仕方がないので、カメラをライブビューモードにして腕を上に伸ばしてどうにか撮影。

定番の構図だが頑張った。

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寒さに震えながら再びバスで山を降り、適当に飯を食ってホテルに戻り就寝。

その3へ続きます。

夏休みツーリング (その1)

弊社は8/6週・8/13週のどちらか一週間を休め、というルールなので8/6週を選択。今年も帰省がてら東北・道南を巡ってきました。昨年は4日間でしたが今年は7日間。

8/4: 横浜→鶴岡

8月の土曜なんて早朝から渋滞するに決まっているので、こちらも頑張って早起きして4時過ぎに出立。東北道をひたすら北上して古川へ。

R47を鳴子温泉方面へ進み、R108へ転じて北へ。山形県に入り、r310の山道を通って、昼過ぎに川原毛地獄に到着。BikeJin誌ラリーのチェックポイントの一つだが、以前に聞いたこともなく、どんな場所か不明なままやってきた。

川原毛地獄・川原毛大湯滝 Kawarage Jigoku / Kawarage Oyutaki 湯沢市役所

まあ想像のとおり、硫黄の臭気が立ち込める荒涼とした場所。遊歩道があるが、ガスの濃度が高い場所は勿論立入禁止。確かにこれは地獄感あるわ。

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噴気孔からは、硫化水素だか二酸化硫黄だかの蒸気が上がっているのも見える。

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この日は超快晴。東北の山中でも太陽が容赦無く照りつけ、階段を上り下りするだけでもう汗だく。そういう意味でも地獄感を味わったところで次の目的地へ。

R108→R13で新庄、そこから再びR47で最上川沿いに日本海を目指す。途中、松尾芭蕉が川下りの船に乗り込んだ地に立ち寄り。

芭蕉河合曾良の像が建っている。最上川をうまく写しこめるポジションが見つからなかった…

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初日の最終目的地は山居倉庫。

www.sakata-kankou.com

酒田がかつて水運で栄えていたことを忍ばせる倉庫群。

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おしんの舞台は酒田だったんですなー。

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そのまま酒田に泊まりたかったのだが、ちょうどこの日に花火大会があるため宿がまったくとれず、少し南下した鶴岡の宿を予約。朝が早かったので、夕飯を食ったらすぐばたり。

8/5: 鶴岡→十和田

終日天気が良かったのは初日だけ。この日から天気は微妙に下り坂。

2日目の目的地は秋田を経由しての十和田湖。本当は秋田か青森に泊まりたかったが、秋田は竿頭、青森はねぶたと見事にバッティングして宿全滅。この時期は要注意ですな。

曇り空の中を出発してひたすら北上。昨年も立ち寄った道の駅鳥海へ。お目当はこれ。

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今年の銀ガレイも美味かった。なお当然大人気の一品のため、焼き上がりの順番を待たされるのでそのつもりで。10時頃に行って20分待ちでした。

こんな面白垂れ幕もありました。

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道の駅に入ったところで雨が降り始めてたため、やむなく雨具を装着、さて出るかと思ったら…

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豪雨かよ orz

雨雲レーダーを見ると数時間は止みそうにないので、諦めて雨が弱くなったところで出発。こんな天気なので鳥海ブルーラインは省略し、R7をひたすら北上して、象潟からは日本海東北道へ。

次のチェックポイントは道の駅岩城。この辺りでは雨が小康状態になったのでちょっと一息。しかし左手のグローブが破れてることに気づく。しかも2箇所。これにはがっかり。生地が弱くなってたところを雨でトドメを刺された感じ。

天気が天気だし、さっさと宿を目指すことにして、途中の秋田近辺でバイク用品店に立ち寄る。新しいグローブを調達し、近くで昼飯も食べて秋田道を北へ。能代からR7に入り、大館からまた秋田道に戻って東北道小坂ICで降りる。この辺りから寒くなってきた。さすが北東北。

天気が微妙でテンション上がらないなりに、r2樹海ラインで十和田湖を目指す。途中の道の駅 こさか七滝で休憩。

この七滝は知らなかったが、なかなかいい感じの滝。落差もそこそこあるし、何より滝壺近くの水辺まで寄れるので迫力が凄い。思わぬ拾い物だった。

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そのまま発荷峠を越え、16時過ぎに湖畔の宿へイン。風呂入って夕飯食ってゆっくり休む。

その2へ続きます。

酷暑ツーリング

今年は梅雨が大変早く明けたので、7/14~16の3連休に2泊3日ツーリングを計画。BikeJin誌のラリーBMWディーラーの道の駅ラリーを並行して進めてるので、静岡から北上して中部地方のチェックポイントをクリアしてくる算段。先日の豪雨で東海北陸道が一時不通になっていたが、幸い7/14までには復旧していた。

7/14: 横浜→砺波

三連休の初日は当然大渋滞が予想されたので、早起きして出発。新東名を森掛川ICまで進み、アクティ森へ。

抹茶アイスで一休み。

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次は道の駅 くんま水車の里。浜松市天竜区の山道をぐねぐねと登って行った先にある。水分を採って一休みしてたら、同じく神奈川のR1150GS乗りの方に声を掛けられた。そちらの方もBMWのスタンプラリー参加中。

そのまま山を越えて愛知県に入り、道の駅 どんぐりの里いなぶへ。さらに北上して岐阜県に入って道の駅 らっせいみさと そばの郷。R1150GSの方とはここまで一緒。この後ビーナスラインを通って日帰りするそう。タフだ… 

予定ではあと2箇所回って宿へ向かうつもりだったが、時間が厳しくなってきたので1箇所を飛ばす決断。郡上八幡から道の駅 明宝へ。

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東海北陸道を気持ち良くぶっ飛ばしてきたが、郡上八幡ICを降りたところに他の車を捕まえてる覆面がいて我に返ったw

道の駅から東海北陸道に戻り、砺波IC近くのホテルに宿泊。

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7/15: 砺波→上越

すぐ近くの道の駅 井波へ。南砺市といえばゆるゆり劇場版の聖地…と思ったら道の駅にしっかりコーナーがあった。

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お馴染み千里浜なぎさドライブウェイ。…夏に来るもんじゃないなここは。海水浴場を兼ねてるので、人出が多く車・バイクがずらり。走るには楽しくない。

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いつもは一往復するところだが、諦めて片道だけ走って退散。帰りに対向車線を見たら、最寄りの今浜ICで出口渋滞が発生してた。

気を取り直して次。白山に向かって走り、道の駅 一向一揆の里。山に向かってる筈なのにいっこうに涼しくならない。

道の駅で昼飯に蕎麦を食べて涼み、小松から北陸道に乗り、上越市の宿へ。

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夕飯は昨年と同じくLA PENTOLACCIA - ラ・ペントラッチャ。このポルペットーネが最高に美味かった。

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7/16: 上越→横浜

塩の道を通ってみたかったので、糸魚川まで戻ってR148を南下。糸魚川までのR8は日本海沿いを走る気持ちのいい道。R148は集落も少ない山道なのに交通量が多くて不思議な感じ。

長野県に入り、北アルプスを眺めながら走る。

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白馬からR406で鬼無里へ。何年か前に一度走ったことがあるが、相変わらずの酷道

重文の白髯神社。

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いろは堂のおやき。野沢菜と辛みなすを注文したら、おまけでかぼちゃもついてきた。

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ツーリングマップルのお勧めルートに従って麻績ICへ。この道は正直今一つかな。

三連休最終日も勿論渋滞。笹子のあたりで事故発生らしく、甲府のあたりまで渋滞。炎天下にのろのろ運転してたらライダーが死ぬので、渋滞手前の笛吹八代ICで降りてr36で山越え。この辺から富士五湖方面だと御坂みちは使ったことがあるが、r36は初めて走った。狭いが悪くない道ではある。

どうせ東富士五湖道路も東名も混んでいるので、忍野経由で山中湖に出て道志みち経由で帰る。山中湖は涼しくて助かった。時間も早かったので、道志みちをまったり安全運転で帰還。

△巡礼(長野編)

7/1~3の3日間、両親と沖縄へサガリバナを見るツアーに行く…筈だったが、7/1に沖縄を台風7号が直撃。飛行機が終日欠航のためツアーはキャンセル。お天道様には勝てないよ… orz

両親は実家にステイ。私は7/2・3に有休を取っているので、まるっと2日間空いてしまった。それなら、ということで長野・伊那方面の舞台を訪問することに決定。アニメ9・10話/原作3巻の「私の屍を越えてゆけキャンプw」コースで行くことにした。

平日なので高速も混まずにさくさくと進行。圏央道→中央道→中部横断道で白根インターまで進み、まずは夜叉神峠までのピストン。ちょうどステッカーキャンペーンをやってる、ということで、夜叉神峠ゲート手前の「夜叉神の森」を目指す。

www.yamanashi-kankou.jp

ぐねぐね山道はGSにとってお手の物(SEROWのほうが楽ではあるけど)。白根ICから小一時間で到着。

この時期はゲートは開いているが、監視員がいて許可車両だけ通している。 写真に写っているのは広河原まで行く乗合タクシー

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山ガールのお姉さんが待ち合わせしてた、登山口の東屋。

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で、ステッカーを貰おうとヒュッテに行ったら閉まってる orz 休日しか開いてないのか? 仕方ないので道を戻り、芦安の郵便局で受領。

続いては杖突峠。しまりんは原付なので下道をビィィィィィっと走っていくが、こちとら大型バイクなので高速で楽々。諏訪ICで降りてR152へ。

ちょうどいい時間なのでまず昼飯。高遠そば。

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適度に腹が膨れたところで、食堂脇の展望台へ。これはいい眺めだ。

諏訪湖方面。

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こちらは茅野方面かな。向こうの山は八ヶ岳か?

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駒ヶ根のスーパーで食材を買い出し。まだ15時ぐらいで、キャンプ場に向かうには少し早そうだったので、光前寺に寄ってから行くことにする。

思ってたよりもずっと大きな名刹だった。庭園に拝観料を取っているのも納得。カメラをバイクに置いてったのをちょっと後悔。

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厳つい系の早太郎像。

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犬みくじは残念ながら無かったので、代わりに御守りを受領。

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改めて陣馬形山のキャンプ場へ向かう。集落を過ぎると1.0車線のガチ山道。おまけに東から西へ向かう道なので、夕日で目潰しを食らう。ガードレールもない道なのでかなりひやひや。しまりんはここ真っ暗になってから走ったのか…w

通行止看板(偽)も無く、17時過ぎに無事キャンプ場に到着。平日だから誰もいないかな? と思ったら、意外にも10組ぐらいいた。早速荷物を下ろして設営開始。

テントを張ってエアーマットとシュラフを入れて、椅子と机を出して食材を…あれ? コッヘルとバーナー…持ってくるの忘れてる ○| ̄|_ 前日準備しておいたのに、食器棚に置きっ放しだ…

…ということは、持ってきたカレーめんもパックご飯も食えないし、さっき買った肉も焼けない。食べるものがない…オワタ\(^o^)/ 町まで戻って弁当買ってくるしかないか…

肉を持ち帰ったところで腐らせるだけなので、お隣さんに「あげます(かくかくしかじか)」と持っていったら、有難いことに焚き火台と小さいフライパンを貸していただけた。焚き火をやったことがなかったので不安だったが、手伝っていただいてどうにか火をおこせた。助かった…。

で、こんな感じで一人焼肉。

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お隣さんはBuellユリシーズで来てた、やっぱりソロキャンパー。翌朝もお湯を沸かしていただいてカレーめんを食べた。感謝しきり。

精神的に疲れたので、夕方に撮った写真はこの1枚だけ。暮れ始めの木曽駒ケ岳

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翌朝は霧。でも7時ぐらいから少しずつ晴れてきた。

山頂からの朝の駒ケ岳。

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超広角(20mm)も楽しい。

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巨大アンテナ。右方向の町は飯田かな。

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お隣さんに改めてお礼を言って撤収。山を降りてこまくさの湯へ。

www.komakusanoyu.com

入浴券とセットでミニソースかつ丼。なかなか美味かった。昨晩はよく眠れなかったので、寝落ちして早太郎にサラダを食べられないよう注意。

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最後に高ボッチ高原へ寄ってから帰ろう、ということで、中央道を岡谷で下りてR20を北上。

…工事通行止…だと… ○| ̄|_

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崖の湯入口は松本のほう。距離もあるし、そちらからはかなりの山道で時間が余計に掛かりそうなので今回は断念。まあ日帰りで来られなくもない距離だしな…。

岡谷ICに戻る途中、R142新和田トンネルの看板を見かけたので、あれ? これはビーナスラインいけるんじゃね? とはたと気が付いた。で、予定を変更して車山肩を目指す。R142旧道で和田峠を目指すつもりが、ナビに指示されるままr199のこれまた超山道を駆け上がり、気が付いたら八島ケ原湿原の駐車場にダイレクトに出ていたw こんな道あったんだ…。

ビーナスラインはいつ走っても最高の道。今回は霧ヶ峰はスルーし、ダブルヘアピンを駆け抜けて車山肩の駐車場へイン。お目当ては勿論ころぼっくるひゅってのボルシチセット。金はあるんや!! (おっさんだから)

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リンに倣って「ドリンクはキャラメルマキアートで」と注文したら、キャラメルマキアートはキャラメルミルクコーヒーになったんです、とのこと。確かにメニューにはそう書いてあった。ノーチェックでキャラメルマキアートを注文するとゆるキャンパーとバレますw

ここでもカメラをバイクに置きっ放しでまた後悔。車山の方角もその西の方角も、気持ちのいい青と緑の世界。小学生の遠足なのか、車山肩から山頂目指して登り始めてる集団がいた。

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そのままビーナスライン~大門街道で諏訪ICまで戻り帰還。長野県から山梨県に入ると途端に暑くなるのは毎度のこと。それにしても、休日と違って高速はまったく渋滞なしで楽だねえ。

今回はともかくコッヘル&バーナーを忘れたのが痛恨だった。一方で、やっぱり焚き火はいいなあと。荷物がちょこっと増えるし後始末が面倒だけど、焚き火台買おうかなぁ…?