夏休みツーリング (その2)
その1から続く。
8/6: 十和田→大間
3日目も雨模様のスタート。津軽半島の先端、竜飛岬を目指す。
十和田湖畔の(晴れてたら)気持ちいい道を走り抜け、R454→R102で黒石へ。ここから少しだけ東北道に乗るつもりだったが、それもつまらないし十三湖のほうを通っていくのもいいかな、と思い直した。
コースを考えると、ちょっと西に進んで弘前に入り、R7→R339で行くのが良さそう。弘前と言えば…と思いついて藤田記念庭園に立ち寄る。
洋館。うん、大正浪漫でコンクルシオですね。
庭園も好きなので寄りたかったが、時間が微妙なので断念して先を急ぐ。
五所川原を過ぎると車も減ってくる。十三湖の先は海沿いの竜泊ライン。
気持ちのいい道を延々と走ってやっと到着。この頃にはすっかり晴れていた。
津軽海峡冬景色の碑。彼方には北海道が見える。余談だが、私の妹は函館在住当時、自分自身の結婚式二次会で何故かこの歌を熱唱しやがったw
階段国道。歩いて降りる気力はなし。
自衛隊施設と北海道。
翌日に大間から函館に渡るため、今日の宿は大湊。蟹田から脇野沢へのフェリーに乗れば陸奥湾を渡って楽ができるので、時間を見ながら東へ進む。
今別からr14に入ってショートカット。途中にある北海道新幹線・奥津軽いまべつ駅。駅だけがぽつんと建っている。
予定より順調に進み、蟹田のフェリーターミナルに到着。これで休憩しながら楽r
…おいまじか
陸奥湾をぐるっと自走かぁぁぁ… orz
嘆いてても仕方ないので、R280バイパス→R7→R4→みちのく有料道路→R279とざくざく進行。雨も降り出すし踏んだり蹴ったり。下北半島に入ると人家もすっかり少なくなり、地の果て感が出てくる。
この日の宿は大湊市街外れの丘の上に建つ、ちょっと高級感のある温泉宿。そろそろ疲れが溜まってくる頃かと思って、良さげな宿をとっておいた。
いい湯に浸かって美味い飯を食ってふかふかベッドでぐっすり。
ところで、北海道からの帰りは8/9夜発の室蘭→宮古フェリーを予約していたのだが、台風により運休のお知らせが… orz コース変えなきゃ。
8/7: 大湊→函館
朝起きたら曇り空の向こうに恐山。
折角だからそっちを走っていくことにする。r4は宇曽利山湖までの登りは快適な山岳路だが、そこから大畑までの下りはガチな険道と化す。
ともあれR279をひた走り、遂に本州最北端に到達。
大間と言えばマグロ、ということでこんな一本釣りのモニュメントも。
折角だからマグロを食うかな、とも思ってたが、昼飯にはまだ早いし、大間崎近辺には寂れかけた土産店ぐらいしかないし、ということでさっさとフェリー乗り場へ向かう。
函館までは2時間弱の航路。カモメも乗船中。
適当にごろごろしているうちに無事到着。まずは昼飯。
函館で飯と言えばラッキーピエロでしょう。
フェリーターミナル近くの店舗に入り、安直にセットを注文。チャイニーズチキンバーガーとラキポテとウーロン茶。
ラキポテは初めて食べたが、マグにフライドポテトを入れてグラタンソースと粉チーズを振ってある。分かりやすくジャンクな味。だがそれがいい。
宿のチェックイン時間にはちょっと早かったので、少しだけ寄り道。副長最期の地。
ホテルは駅前の安宿。思ってた以上にボロかったが…まあ泊まるだけなら問題なかろう、と割り切った。
荷物を下ろして一休みしたところで、夜景を見るために函館山へ向かう。ロープウェーは混むだろうと予想して、駅前からバスで登頂。
山頂着は18:30頃。18:50ぐらいに日没なので展望台へ向かうが、既に大混雑。フェンスの前には人だらけ。一応三脚を持っていったが全くの無駄。
展望台の最上段まで登り、できるだけ前に詰めて日没を待つが、最前列の人達は動くわけもなく。仕方がないので、カメラをライブビューモードにして腕を上に伸ばしてどうにか撮影。
定番の構図だが頑張った。
寒さに震えながら再びバスで山を降り、適当に飯を食ってホテルに戻り就寝。
その3へ続きます。