あしかがフラワーパーク
あしかがフラワーパークへイルミネーションを見に行ってきた。
あしかがフラワーパークといえば、春の藤棚と冬のイルミネーションが名物。藤は以前に見に行ったことがあるが、イルミネーションも一度見に行っておくべきだろうと考えた。
横浜の自宅からは結構距離があるので、交通手段に悩んだが結局電車を選択。昼間ならバイクでツーリングがてら行く手もあったが、夕方にここだけを目的に乗るのはつまらないかな、と。新幹線を使うよりは東武線の特急で行ったほうが安上がり。所要時間も新幹線とさほど変わらない。
17時前にパークに到着。子供連れとカップルばっかり。知ってたw
入ってすぐの広場から、いい感じのイルミネーションが展開中。水面に映える。
クリスマスの時期なのでそういうスクリーンも。
藤棚には勿論藤は咲いていないが、藤を模したイルミネーションが展示されている。音楽に合わせての明滅が美しく、すっかり見入ってしまった。ミニ三脚を持ってて良かった。動画も撮れたし。
いかにもカップル向けなお城。威風堂々(エルガー)を流しながら花火のイルミネーションが打ち上がる。
電車の時間の都合で19時半ぐらいまでしか居られなかったが、2時間半では足りないくらい。人気スポットなのも納得。流石に江ノ島ほどちょいちょい見に行く訳には行かないが、来シーズンまた行ってみてもいいな。
ひたち海浜公園のコキア
半年間が空きました。コロナ禍の影響でなかなか遠出もする気になれず。市内の公園を散歩しながらスナップを撮ったりはしてましたが。
そんな中、ひたち海浜公園のコキアがそろそろ見頃という話を聞いたので、カメラをバイクに積んで出かけてきました。
先週末がピークだったようなので、本当はそこで行きたかったのですが雨。まあそれでもまだ見どころはあるだろうということで、10/25に決定。
この時期は、コキアが植えられているみはらしの丘に登るには事前予約が必要です。朝イチの9:30〜10:30入場を予約して出発。開園時間の9:30過ぎに着きましたが、既に駐車場は10分ほど入場待ち。
入場したら早速みはらしの丘へ。もうかなりの人が登っています。
ピークだとコキアが一面真っ赤になるようですが、もうだいぶ黄金コキアになっていました。
中腹からTHETAで撮影。
てっぺんから。
コキアもいいけどコスモスもいい感じ。
逆光できらめくススキ。
丘から降りて昼飯を食べたら*1園内を散歩。しかし、花壇が少ないのは意外でした。
噴水の虹。
コスモスと観覧車。ベタだけど逆光の透過光は良い。
バラ園の黄バラ。茨城の茨はバラのことなんですな。
なお、昼過ぎには丘に登る(予約券ありの)人が大行列になってました。もし自分がこの時間に予約してたら諦めてたかも…。ネモフィラの時期も混むことで有名ですが、予約するなら朝イチ回ですね。
帰りは那珂湊のおさかな市場に寄って、生牡蠣を食べたりマグロのサクを買ったりしてから高速へ。
この日は事故渋滞が酷かった。待ってても解消しないので諦めて突っ込みましたが、迂回した圏央道がまた流れが悪く*2、那珂湊から横浜まで7時間も掛かってぐったり。もう圏央道は迂回路には絶対使わない…。
念願の
Rollei35Sを手に入れました。
言わずと知れた、たまゆらの主人公ぽっての愛機。
ガチファンとしては是非手にしたい、と思いながらも、今更フイルムカメラを使うのもなあ…となかなか手を出せずにいました。2代目愛機のD610はわりとあっさり買ったのにね。
とは言え、D610を入手して4年、カメラの使い方・写真の撮り方も少しずつスキルアップ。サブ機としてX-T20を手に入れ、広角~標準ぐらいの単焦点レンズで街中を撮るのにも慣れてきました。
今ならRolleiを手に入れても何とか使いこなせるのでは…? と思い立ち、マップカメラやヤフオクの出品を眺めることひと月ほど。4月の初めに、マップカメラに整備品が入荷したのを見つけ、思い切って入手しました。
取り扱い
説明書はケンコーイメージングプロフェショナルのサイトにありました。元々は復刻版のRollei35 Classic用のようで、細部は違いますが大筋はこれで問題なし。それと参考にしたのはサンライズカメラのRollei35紹介記事。
露出計に使う電池は、本来はMR-9という型のものですが、アダプターを使えば今でも売っているSR-43が使えます。別途購入しなきゃ…と思ってたら、購入品についてきたのでラッキー。
本当に久しぶりにフイルムを購入し、裏蓋をスライドして開けて装填。ストラップは付属していなかったので、三脚穴に取り付けるストラップを購入。
手にしてみると、実にコンパクトなサイズなのにずっしりとした質感。まさに金属の塊。
操作系はある意味でとても分かりやすいです。ISO値とフイルムタイプ(白黒・カラー等)を装填したフイルムに合わせたら*1、露出計を見ながら左右のダイヤルでシャッタースピードと絞りを決め、焦点距離を推測するだけ。カメラの基本となる要素は全て詰まっています。
露出もフォーカスもマニュアルなのが不安でしたが、実際やってみると何とかなりました。
まず露出については、そもそも室内向きのカメラではないですから、屋外の日中の撮影条件だけ覚えておけばまずまず簡単です。一般にEV12~15ぐらい。
太陽光の強さを見ながら、SS 1/60、絞り8(これでEV12)ぐらいからあたりをつけていけばすぐに適正露出が得られます。X-T20で、絞りとSSをダイヤルで合わせるのに慣れてたのも好都合。
フォーカスのほうは、まずF11ぐらいまで絞ればそれなりに被写界深度が広がるので大外しはしにくくなります。とはいえ、やはり距離感覚をつかむのが重要そう。そもそも、最短撮影距離が90cmぐらいなので、自分の手が届く範囲はフォーカスが合わない、ということにしばらく経ってから気づきました。
自分の腕の長さ(約70cm)とか畳の長辺(1.8m)とかを基準にして、被写体との距離を推測して合わせるのが良さそうです。それでも開放撮影とか近距離撮影とかは運ゲーですがw
作例
コロナ禍でなかなか遠出しにくい昨今ですが、赤レンガ倉庫〜大さん橋〜山下公園近辺を散歩しながら撮ってきました。
40mmという画角は好きですね。広すぎず狭すぎず、フットワーク次第で構図を作りやすいです。D610でも35mm/F1.8を好んで使ってます。*2
そういえば、XマウントにXF27mm(フルサイズ換算41mm) F2.8というパンケーキレンズがあることを思い出しました。これを借りてRolleiと撮り比べてみるのも面白そう。
アーチが切れてるのが残念。周囲に余裕を持った構図にするのがよさそうです。
続いて東の聖地・横須賀市汐入へ。
露出が全般にオーバー気味だったり水平が取れてなかったりですが、でもなんだか楽しい。
感想
現代のカメラやスマホのように、撮り手の意図を機械が補完してうまく撮ってくれるのも勿論良いのですが、全てのパラメタを自分の意思で設定して撮るのも面白いものです。
それから色合いがとてもノスタルジック。X-T20のフイルムシミュレーションに、彩度低め・コントラスト強めのClassic Chromeというのがあって結構好きなんですが、まさにそういう色が出てきます。
勿論フイルム次第ではあるので、それこそ例えばVelviaを使えば鮮やかな色彩が得られるのでしょうが、このカメラにはこの色合いが合っているように思います。hitotoseキービジュアルの場所の写真など、スマホ等で何度も撮った場所なのに、改めてRolleiで撮ったものを見ると何故かぐっときます。
ヨドバシ(バックエンドはフジフイルム)の同時プリントでCDに画像データを焼いてもらいましたが、画像サイズは1840×1232。D610やX-T20は2400万画素なのでざっくり両辺1/3以下、粒状感ありありな画像なのですが、L版で見るには十分です。
なにぶんランニングコストはデジカメとは比べものにならないほど高いですし(1枚100円ぐらいかな?)、撮ってすぐには結果が分からないので撮影技術へのフィードバックが遅れます*3。しかしながら、被写体を見つけ出し、構図を決めて、パラメタを選んで慎重にシャッターを切るところまで、1枚1枚に時間を掛けて撮るというRolleiでの撮影体験は、デジカメとはまた違った良さがあります。
デジカメと併用しながら、Rolleiでの撮影をゆったりと楽しんでいきたい。コロナ禍が収束したら、竹原の風景をRolleiで撮りに行きたいですね。
伊豆の桜2020
今年も河津桜の季節が到来。この冬は暖冬で開花もかなり早い。
昨年の大渋滞を教訓に、2/11早朝に出発。寒さに震えながら河津に8:30頃到着。
昨年のX-T20をD500に持ち替え、D610+24-120 & D500+100-400の2台持ちで撮影。やはり一眼レフは適度な大きさで手に馴染む。肩は凝るが(^^;)
原木はすっかり満開。
続けていつものように南伊豆の桜と菜の花まつりへ。
日野の菜の花畑…に紛れて咲くヒマワリ。夏はヒマワリ畑になるそうだが。
下賀茂の道の駅近辺。ここの道は9時〜16時は車両通行止め。言い換えると、早朝と夕方はバイクを持ち込める…。
西伊豆のぐねぐね道を海岸沿いに沼津まで北上して東名で帰宅。
伊豆シャボテン動物公園(プチ巡礼)
1/10にゆるキャン△単行本9巻が発売。アニメのほうはへやキャン△が始まり、不安のあった実写版のほうもまずまずの出来で一安心。
さて単行本8・9巻は伊豆キャン編だが、首都圏ライダーとしてはまあ半分以上は行ったことがあるスポットな訳で(マウンティング)。残りを落穂拾いしてたが、名前がメジャーな割に行ったことがなかったのがシャボテン公園。
折角なので行ってきた。入場券は事前にネット購入可能なので、買っておくとお得。
伊豆の東海岸をひたすら南下し、ぐらんぱる公園のところから大室山方面へ。ナビに従って裏道っぽい道路を進むと到着。
名物のカピバラ露天風呂は10:30からと13:30から。事前チェックを忘れてたが、入園がちょうど10時過ぎだったので具合が良かった。真っ先に露天風呂を目指す。*1
露天風呂は案外小さかったが、5匹が入るには十分な大きさ。その周りに観客席が2段あって、そこから立ち見。勿論満員。
実にいい表情。
癒されるわー。
歯磨き用の木が与えられるとひたすらがじがじ。
地上最大の齧歯類だけあって歯はごっつい。
すっかりゆるゆるになったところで園内を回る。思ってた以上に動物園していた。ものすごく広いって訳じゃないが、野毛山ぐらいの規模はあるかな。
睨む猛禽類。
プレーリードッグ。ちっちゃ可愛い。
柵から出して放し飼いになってる動物も多いのには驚いた。勿論網とかはあるんだけど。
カピバラの毛は結構硬い。
仲良しカンガルー。
勿論サボテンの展示も。
昼食も園内で食べて、たっぷり4時間滞在。*2 カピバラだんごは無かったが、カピバラまんじゅうがあったので土産に購入。
全般に予想以上。カピバラだけでなく、普通に動物園として楽しめた。違う季節にまた来てみたい。
レンズはフルサイズ換算200mmだと不足、400mmあれば十分。今日はテレコンを使ったが、次に来る時は100-400を持ってこよう。
帰りはまだ陽が高かったので、凍結は大丈夫だろうと判断して天城高原から伊豆スカ→ターンパイク→小田厚でさくっと。
次の10巻は大井川方面かー。畑薙ダムまで昔行ったことあるけども…(マウンティング)
横浜夕景
年の瀬の横浜みなとみらいを散歩。先日ニコンカレッジの講座で歩いたのだが、その日は雨で今ひとつだったのでそのリベンジの意味も込めて。D610にいつもの単焦点3本(20/35/58)を持ってぶらぶら。
関内から大さん橋へ向かう途中にあるレストラン。
象の鼻あたりでうろうろしてたら陽が陰ってきたので急いで大さん橋へ。
ホールの上に登る頃にはかなり陽が傾いていた。影を撮るつもりだったが予定変更。
マリーンルージュと言えばLOVE AFFAIR(サザン)。
沈む夕陽。
先日オープンした横浜ハンマーヘッドへ移動。まずはそのハンマーヘッドクレーンを撮らないとね。
休憩して外に出てきたらすっかり暗くなっていた。
コスモクロックは映えるねぇ。通常は照明で秒針を示してるが、15分毎にカラフルなライトアップが始まるようだ。
20mmで見上げつつコースターを絡める。
絶叫マシンのスーパープラネットも映える系。ただ、撮影場所が難しい。
いろいろ試してはみたが、今ひとつしっくりこない。うーん…
最後に山下公園のバラ園ライトアップを…と思ったら昨日で終了だった。残念。
中華街を通って帰宅。
江ノ島夕景2019
12月に入り、そろそろ寒さが増してきてバイクに乗るのも億劫になってきた。それなら公共交通機関で行ける場所で写真を撮ってこようかと考えた。
バスでさがみ湖イルミリオンに行くのもいいかな、と思ったがちょっと遠い。じゃあもうちょっと近場で、ということで江ノ島のライトアップに決めた。
以前に行った際の記録はこちら。
大船からモノレールに乗り、湘南江の島駅からてくてく歩いて島に入ったのが16時前。エスカーで一気に登ってコッキング苑前へ。日没が16時半なので、苑内で撮るか岩屋へ行くか。コッキング苑は一度入って出ると再入場不可だったので、岩屋へ行くことにした。
稚児ケ淵に着いたのが16:20ぐらい。ちょうど良い時間。
富士山もよく見えていた。
伊豆半島に沈む夕陽を眺める人達。波もそこそこ来るのでちょっと怖い。
岩屋に初めて入ってみた。まるで鍾乳洞のような雰囲気(実際は海蝕洞。そりゃ場所的にそうだわな)。
第2岩屋への通路から。伊豆大島と三日月。
天城山も入れて三角形に配置。
第2岩屋内はライトアップしてたが…あんまり好みじゃないかな。わざわざそこまで明るくしなくても、という感じ。
龍神伝説の地だそうで。
岩屋から出るとすっかり暗くなっていた。
コッキング苑へ向けて戻る。灯りは点いてるので安心だが、上り下りが辛い…。
苑内入ってすぐのLONCAFE。クロスフィルターを使ってベタなやつを。
ガラス瓶に入った花。後ろの玉ボケが写ったり写らなかったりで何事? と思ったが、シャッタースピードが意外に速く(1/800とか)LEDがフリッカーで消えた瞬間を撮ってたためだった。ISO値を落として解決。
シーキャンドル前は大賑わい。
シーキャンドルのエレベーターは数十分待ちだったのでさっさと撤退。
苑から出たのが18時半過ぎ。意外に短時間だったが十分楽しめた。
冒頭の夕焼け写真は、Lightroomでの調整中は深い橙色~藍色が出てたのに、JPEG出力するとそれほどにもならず…ちょっと残念。ディスプレー(SW240)の色域とsRGB/AdobeRGBの色域の違いかな?