桜シーズン到来
今年も桜のシーズンが到来。桜前線を追いかけて毎週末出かけていきます。先週末は伊豆高原の桜並木、それと新宿御苑と三渓園へ。
今回はLightroomでの現像にタケルさん(id:sfTKL)のエセルナを使わせていただきました。ありがとうございます。
3/31(土): 伊豆高原の桜
先日は河津桜での渋滞に辟易したので、今回は電車で。
駅前から大室山の方角に向けて桜並木がずーっと続いています。
ちょうど満開のタイミング。望遠レンズで圧縮を掛けてやると、桜のトンネルがいい感じに。
折角なので大室山にも登ります。麓にあるさくらの里ではイベント開催中。こちらの桜はだいぶ散ってましたが、それでも花見客いっぱい。
でっかいシイタケを焼いてたのでいただきました。
リフトで大室山山頂へ。火口の周りは20分ほどで一周できる距離。風が強かった…。
東の方角には先ほどの駅前の桜並木が見えます。
西の方角には天城連山。
一碧湖の向こうに初島。
歩き疲れて帰宅。綺麗な満月。
4/1(日)昼: 新宿御苑
日曜はニコンカレッジの講習。この時期の新宿御苑は大混雑。9時の開園前から行列ができてる上に、アルコール持込禁止のため入口で所持品検査。
ソメイヨシノはだいぶ散ってましたが、それでも残っている木もあるし、ヤマザクラはこれからが本番。
また、散っているなら桜吹雪の写真が撮れるわけで。
事前に講師の先生から教わったちょいテク。Sモードで桜吹雪用のシャッタースピードを設定しておき(1/15~1/30秒)、そのままAモード・Pモードに切り替えて普通に撮影。桜吹雪に遭遇したら、Sモードに切り替えるとすぐに事前設定のシャッタースピードで撮れる。
水面に映る枝と花びら。ちょっと面白いので180度回転してみた。
ドコモタワーを背景に。
勿論桜以外の花もいろいろ。
昼前まで撮影して、有楽町のギャラリーに移動して講評。他の人の作品を見るといろいろと気づきがあってよいですね。20mm一本で撮ってた方がいましたが、それでも結構いろんな表現ができるんだなと感心したり。
4/1(日)夜: 横浜三渓園
〆は三渓園の夜桜。35mm&58mmの単焦点に三脚持ってチャレンジ。同様の装備の人がたくさんいました。
しかし、いくら明るいレンズに三脚使用とは言え、シャッタースピードを1秒とかにしたら被写体ブレが避けられないわけで。ISO値を妥協してでもそれなりのシャッタースピードにするしかないかなあ。
その他雑記
エセルナいいですね。順光の鮮やかな写真よりは、逆光の陰影を活かすのにちょうどいい感じでした。X-T20は近日にファームアップが予定されてるので、本家ETERNAが使えるようになることを期待。
はてブのカテゴリーが整理されて、「暮らし」と「テクノロジー」の下にあった「写真・カメラ」が無くなったのはちょっと残念。「画像」は「おもしろ」カテゴリーなんでちょっとズレてるし。
水戸の梅
偕楽園の梅が満開、ということで日曜にお出かけ。先週の轍を踏まないよう早朝に出発し、9時前に現地着。今回は楽々駐輪できたが、勿論昼にかけてどんどん人出が増えてきた。
紅白の梅が一本の木に咲く品種。この花は一輪の半分が紅で半分が白。
これは花が散った後ではなく、元々花弁のない珍しい品種。近くでガイドが説明してた。酈懸(てっけん)とか茶筅梅とか呼ばれる品種とのこと。
園内からは常磐線も見える。昼頃に水戸駅で信号トラブルがあったため、暫く運行が止まっていたらしい。時刻表を見て待ち構えてたがなかなか電車が来なかった。
例によって梅と鳥。名前は知らない…
紅白。
今回は弘道館にも行ってみた。とうらぶコラボ*1でキャラスタンドが立ってたので、審神者の姿もぽつぽつ。
www.koen.pref.ibaraki.jp建物と梅。梅単体で撮るよりも構図が作りやすいのは楽。
葵の御紋入りのでっかい長持。さすが御三家。
設立時の理念(弘道館記)を記した石碑。奇しくも7年前のこの日、あの大地震によって大きな被害を受けたものを修復して今に至る。
今回はあえて単焦点メインで撮影。かちゃかちゃ替えながら撮るのは楽しいと言えば楽しいのだが、面倒は面倒だし埃も気になるところ。ズームってやっぱり便利よね。
春の訪れ
先週から1週間延ばした河津町の河津桜ツーリング。桜はちょうど見頃、気温もかなり上がった、ということでGSにカメラを積んで早朝に出発。
伊東の道の駅*1を8時半ぐらいに通過。この調子なら混み始める前に着けるだろ、と思ってたら甘かった…。伊豆高原のあたりから混み始めてどんどんノロノロに。やっと河津の駅前に入って、そこから駐車場に停められるまでさらに30分 ○| ̄|_ ともかく11時ぐらいから散策開始。
桜も菜の花も流石にいい感じで咲いていた。
勿論観光客多数。河津川の岸辺で佇む人達。
遠方には東伊豆の風力発電所が見える。相当絞っても桜と風車の両方同時にはピントを合わせられず。別々に撮ってPhotoshopで合成する手もあったかな。
100-400を持っていった甲斐あって、桜をついばむ鳥もそこそこ撮れた。少しは撮り慣れてきたかな?
満足したところで南伊豆の菜の花畑へ。
宙玉システムも利用、というかここで使うために持って行った。
愛車も一枚。
石廊崎をぐるっと巡り、下田街道を北上して帰路に。折角だから天城峠旧道を抜けて、現道に合流…したらまた超渋滞 orz 時々混む道ではあるが、この日は湯ヶ島までずーっと詰まっててまともに動かない状態。参った。
幸いまだ日没まで時間があったので、湯ヶ島から県道59号で冷川に抜けて伊豆スカイラインを利用。熱海峠からターンパイク経由で帰ることにする。
十国線を抜けて大観山へ向かう途中、道端で写真を撮っている人を発見。カメラの方向に目を向けると見事な富士山と芦ノ湖が。これは、と思い大観山にバイクを停めて急ぎ撮影。
三脚持ってなかったのでノイジーだが、かなりエモい風景が撮れた。これはまた来るしかないな。夏頃に三脚と単焦点持って、夕暮れ時を狙いに来よう。
ともかく渋滞が酷い日だった。急に暖かくなったから、出掛けようと思った人が多かったんでしょうねえ。あとひと月もすればソメイヨシノの季節、今年もバイクで巡りますか。
江戸東京たてもの園
id:OKPさんのblogを読んで、行ってみようと思っていた江戸東京たてもの園へ行ってきました。
小金井の辺りに行くのは初めて。相変わらずこの辺りの南北交通は面倒。SEROWにX-T20+XF18mmを積んで、第三京浜で川崎まで行って、あとは多摩川沿いを下道で北上。
小金井公園はちょっとした広さの都市公園。たてもの園の他にも梅林があり、観梅客も大勢。
こちらは蝋梅。
さて、たてもの園は公園の西側。入口で並んで料金を払おうとしたら、こんな紙を手渡されました。
ふむ…。これは以前に揉めた人がいたんでしょうねえ。他所ではこんな話も。
実際、園内には一眼持った人が大勢いましたし、建物内外でポーズを取っている人やレイヤーも見掛けました。その人達は問題になるような行動はしていませんでしたけどね。
ともあれ園内を散策。建物は全部で40ぐらい? 先日行った日本民家園はその名のとおり民家オンリーでしたが、こちらは邸宅から商店まで大小様々。
建物の内外を撮るには広角レンズはお誂え向き。気の向くままに撮っていきます。
ボランティアのおばちゃん達が手仕事してたり。
三井家の邸宅。さすが。
高橋是清邸、と言えば2.26事件のまさに現場。
私のような庶民には大邸宅は居心地が悪い。こういう商店街のほうが落ち着きます。
3時間ほど掛けてぐるっと一周。武蔵野はほとんど来たことがなかったけれども、見るべきところはいろいろありそう。またネタを見つけたら出かけてみますか。
湯河原梅林
ニコンカレッジの講座、今回は湯河原の梅林で撮影にチャレンジ。
開花状況は三分咲き。公園内の場所によって、そこそこ咲いてたりまだまだこれからだったり。
土曜午後に撮影して、1人5枚程度セレクトして日曜に持参し講師の講評を受ける。以下、私の持参した写真と講師コメント。
メジロを狙ったが、なかなかいい位置に出てきてくれない。鳴き声は四方から聞こえるのに姿が見えないのがムカつくw
どうにか撮れたのがこれだが、見てのとおり鳥に枝が被っているのが実に残念。梅も右のほうにもっと咲いている絵だと良かった。まあ自然相手ではどうにもならん。撮影会の最後20分ぐらい、ずっと待ち構えてたんだけど全然撮れなかったしなあ。
紅梅を下からマクロで。まずまず好評。上のほうの枝は画面から外したほうがよいかも、との指摘。
丘の上のほうにはボルダリングの設備があるので、紅梅を前ボケにしてクライマーを狙った。400mm×DXクロップ(1.5倍)で600mm相当。
これもまずまず。できればクライマーが手を上に伸ばした姿勢のほうが力強さが出る。また、もう少し上にビレイポイントがあるので、そこを入れると壁の高さが感じられる構図になる。
椿。ちょっと離れた場所にあったのを400mmで。花弁に黒ずみがあるのが残念。上のほうは空けすぎなので切りたい。都内なら椿はもう少しいける、とのこと。
紅梅にピントを合わせ、背景の白梅をボカす。400mm F11だが、白梅までかなり距離があるのでこのぐらい絞っても綺麗に丸ボケになった。
これは縦構図のほうが良かった。一般に、樹木の枝は上下方向に伸びるので、縦構図のほうがはまることが多いとのこと。
これも縦構図のほうが良い。白梅の上方にあるボケは綺麗なので、それを活かしたい。
DXクロップは超望遠だけでなくマクロと組み合わせるのも良さそう。
天気さえ良ければ、来週は定番の河津桜その他を観に行く予定。
横浜散策
先日のニコンカレッジで、講師の先生に「自分のホームグラウンド(=定期的に写真を撮って、いつ何が撮れるか把握している場所)を作れ」とのご指導をいただいたので、まあ横浜市民なんだし三溪園が良かろうと。花に建物に水鳥にぬこと被写体には事欠かないので。
でも今回はD610ではなくX-T20を持って散策。
園内の梅園は咲き始め。水仙と絡めて一枚。
同じく園内にある旧矢箆原家住宅では雛飾りを展示中。折角なので中を覗いてみた。レトロな被写体にはACROSモードやClassic Chromeモードがよくハマる。
園の入り口近辺では、いつものようにぬこ達がひなたぼっこ。
今回は宙玉システムも持参。インプレスのデジカメWatchの記事を見て以前からやりたかったんだが、D610+手持ちのレンズではなかなか適合せず手が出せなかったところ、XF18mm F2にはたまたま動作実績があるのでやってみた。接写リングは純正品ではなくAmazonで売ってた中華品だがとりあえず問題なし。
まあこんな感じ。感覚的には超マクロというか魚眼というか。エクステンションリングの長さについては調整の余地がありそう。接写リングは宙玉無しでも勿論使えるが、ワーキングディスタンスが相当短くなるのでなかなか大変。
夕方にみなとみらいへ移動。こちらでも宙玉撮影。
スナップも。
宙玉でも撮ったけど、コスモワールドのスーパープラネットは被写体としても絶叫マシンとしてもインパクトありますな。三脚立てて撮影してる一団(マイクロフォーサーズぽかった)もいました。
コスモクロックのライトアップは最近改修されたそうで。
X-T20はなかなか快調だけど、やっぱりミラーレスはバッテリーの持ちが悪いな。今日は200枚ぐらい撮ったけど終盤で予備バッテリーと交換。D610ならこのぐらい楽勝なんだけど。
あとやっぱり標準単焦点は欲しいなあ。35mm F1.4かF2か。便利ズーム(18-135)は入手してて、それはそれで良いんだけどやっぱりでかいので。