横浜散策
先日のニコンカレッジで、講師の先生に「自分のホームグラウンド(=定期的に写真を撮って、いつ何が撮れるか把握している場所)を作れ」とのご指導をいただいたので、まあ横浜市民なんだし三溪園が良かろうと。花に建物に水鳥にぬこと被写体には事欠かないので。
でも今回はD610ではなくX-T20を持って散策。
園内の梅園は咲き始め。水仙と絡めて一枚。
同じく園内にある旧矢箆原家住宅では雛飾りを展示中。折角なので中を覗いてみた。レトロな被写体にはACROSモードやClassic Chromeモードがよくハマる。
園の入り口近辺では、いつものようにぬこ達がひなたぼっこ。
今回は宙玉システムも持参。インプレスのデジカメWatchの記事を見て以前からやりたかったんだが、D610+手持ちのレンズではなかなか適合せず手が出せなかったところ、XF18mm F2にはたまたま動作実績があるのでやってみた。接写リングは純正品ではなくAmazonで売ってた中華品だがとりあえず問題なし。
まあこんな感じ。感覚的には超マクロというか魚眼というか。エクステンションリングの長さについては調整の余地がありそう。接写リングは宙玉無しでも勿論使えるが、ワーキングディスタンスが相当短くなるのでなかなか大変。
夕方にみなとみらいへ移動。こちらでも宙玉撮影。
スナップも。
宙玉でも撮ったけど、コスモワールドのスーパープラネットは被写体としても絶叫マシンとしてもインパクトありますな。三脚立てて撮影してる一団(マイクロフォーサーズぽかった)もいました。
コスモクロックのライトアップは最近改修されたそうで。
X-T20はなかなか快調だけど、やっぱりミラーレスはバッテリーの持ちが悪いな。今日は200枚ぐらい撮ったけど終盤で予備バッテリーと交換。D610ならこのぐらい楽勝なんだけど。
あとやっぱり標準単焦点は欲しいなあ。35mm F1.4かF2か。便利ズーム(18-135)は入手してて、それはそれで良いんだけどやっぱりでかいので。
江ノ島夕景
1/13に、ニコンカレッジの講座で江ノ島へ。頂上にあるコッキング邸にてチューリップと夜景を撮り、1/20に講評していただくという流れ。
夕方の江ノ島は初めてだったが、チューリップも華やかだし灯台と相模湾の夜景もなかなかであった。
講評していただいたのは以下の5枚。全般に光が硬いね、という評価。照明との位置関係もあるだろうけど、Lightroomでシャープネスを上げすぎたのも良くなかったかも。
中央の花の明るい部分と暗い部分でコントラストがつきすぎ。あとやっぱりチューリップは縦位置で撮ったほうがよかった。
自分ではわりとよく撮れたと思ったが、他の方の類似構図の写真では、左下の空いている箇所に富士山が写っていた。撮影場所の知識が足りなかったというか、もっと歩いて探してみるべきだったというか。灯台の上がちょっと窮屈なのも残念。
ボケの口径食が目立つ。もっと絞るべき。光はやっぱり硬いのでディフューザーがほしい。
もっと主題に寄って撮るべき。花壇の中のほうにあった花なので、マクロレンズじゃなく望遠レンズで撮ったほうが良かったか。
これも寄りが足りない。露出ももう少しプラスのほうがベター。一応露出はプラス・マイナス両方で撮ってみてたんだが、やはりプラスのほうがいいかなあ。
やはり写真は光の扱い方こそが重要、というのは改めて実感した。花を大きく撮るならマクロ、という固定観念もよくないね。
走り初め氷柱巡り
1/7の記録。今年の初ツーリングは秩父方面。事前に道路凍結情報とか検索していたら、R299沿いの尾ノ内渓谷で氷柱イベントをやっているとの情報を入手したので、とりあえずそこを目指す。小鹿野の市街を抜けて山道に入るので、凍結が懸念されたが昼頃だと大丈夫だった。
イベントはちょうど1/6から開催。駐車場も管理されていた。
肝心の氷柱だが、天然物ではなく、↓のように水をぶっかけて作成している。
まあそれでも見ごたえはあった。一眼カメラを持参してきている観客も多数。
イベント会場に置いてあったパンフに、芦ヶ久保でも氷柱イベントをやっていると書いてあったのでそちらも見てきた。ここもスプリンクラーで作成した人工物。
会場はちょうど線路沿い。
列車の通過時刻案内も掲示されているので、3両ほど狙ってみた。動きものは撮り慣れてないので難しいというか、基本的な設定でミスが多く… orz
日が暮れてきてライトアップも始まったが、R299の凍結も懸念されたのでほどほどのところで切り上げて帰還。
年末に気絶して20mm F1.8(とX-T20+18mm F2)を入手したので、今回はそれを持っていった。上の写真のうち白黒の以外はそれで撮ってる。使えるシチュエーションが想定以上に多かったので嬉しい。
2017年下半期ベストショット
上期に引き続いて選んでみる。
やはり憧憬の路かなあ。
後はいろんなところでいろんな風景を撮ってきました。複数日ツーリングも増えてきた。
夏の寒風山。
竹原の風景。
西沢渓谷。
天城山の夕日。
来年はもっと上手くなりたい。
ニコンカレッジ
上手くなるにはプロに指導してもらうのが近道よな、ということで初受講。平日開講のコースが多いが、土日の講座も少数ながらあるので初級者向けの2日間コースに参加。
土曜は品川で講習。基礎編とは言え、書籍で独学してた私にとっては気付かされたポイントも多々。
日曜は午前中に新宿御苑で撮影実習、午後に品川に戻って先生からの講評。午前中に撮ったうち3枚を選んで指導していただく。ということで私が出した写真を、今回はあえて現像無し・JPEG撮って出しで。
前ボケの練習みたいなベタな構図。まずまずの好評をいただいた。更にアングルや主題との距離を変えていろいろ試してみては、とのコメント。
サルノコシカケ。カメラを地面に置いて、広角&F8でほぼノーファインダーで(ライブビューで簡単にフォーカス合わせ)。これもまあまあ。できれば寝転がってでももっとサルノコシカケを大きく撮りたい。また、サルノコシカケの下部が潰れてるので、レフ板を使って起こしてやるとよい、とのこと。確かに。
冬桜。これは背景が暗すぎて今ひとつ。やはり花を撮るならマクロのほうがよい、とのこと。マクロも持っていってたんだが、花だけ撮った写真だと今ひとつかなー、と。
↓を入れるか最後まで迷ってたが、結局上の3枚にした。↓のほうが評価は良かったかもだが、欠点を指摘していただくほうが勉強にはなるな。
その他、構え方の基本だとか、DXモードの積極的な活用とか(ピクセル数は減るが画質は落ちない×1.5テレコンと思えばなかなか良いわな)、全体的に暗い場所でも露出さえ合えばいい感じの明るさで撮れるだとか、基礎的なレベルでいろいろと気づきがあった。
初級編レベルなら十分ついていけそうなので、特にバイクにあまり乗る気にならない冬場の間はちょくちょく講座を受けてみようかと。