古代蓮
7/7のニコンカレッジ講座に参加。今回は季節物、蓮の撮影。行田にある古代蓮の里までバスで往復。
蓮は朝咲いてすぐ萎れるため、必然的に集合は早朝6:30@新宿。まだ梅雨の真っ只中、天気予報も微妙で懸念していた。朝起きてみると見事に雨 orz
テンション低いまま始発電車で集合場所に向かいバスに乗車。しかし、行田に向かうにつれて雨が上がってきた。これはラッキー。
古代蓮の里には8時前に到着。ちょうど花のピークぐらいの時期で人出も多数。講師からのアドバイスをいただきながら10時半まで撮影。
撮影後は風呂に立ち寄って昼飯を食べて新宿に戻り。14時ぐらいで解散。このぐらいの時間なら東北道の渋滞にも引っかからずすいすい。
さて、撮影した写真は7/11の晩に講評。4点持参して指摘をいただいてきた。
まず1枚目。雨が降った後の定番、雫の写真。乾く前に撮ろう、ということで到着後暫くはこれを狙っていた。
水滴への映りこみをどうするか悩んだので先生に相談したところ、「まず肉眼でいろんな角度から探すこと」とアドバイスをいただいた。確かに、ファインダー越しにあれこれするより先に、まず被写体をよく観察するべき。
講評ではまあまあの評価。ただ、もっと寄れなかったか? とのご指摘。水滴は良いが、上のほうが空きすぎ。
トリミングするとこんな感じ。最初からこう撮れてるとよかった。
2枚目は蓮の蕾と公園内のタワー。両者を意図的に重ねてみた。
これもまずまず。ただ、タワーと蓮は左右中央に置きたい。画面は全体に白っぽいが、曇天なのでまあ仕方ない。
蕾にマスクを掛けて彩度とコントラストを上げ、左側を切るとこんな感じに。縦横比をキープしようとするとタワーが切れてしまうのでやむなし。
3枚目、蓮の茎に留まっているトンボ。色が本当に鮮やかで、見つけた時には驚いた。翅が光を反射している状態だとこういう美しい色に見えるそう。
これは高評価。できれば飛んでるところを撮りたかったが、それはまず無理との話。こういうふうに留まっているところを素早く撮るしかなさそう。
指摘としては、手前の蓮の葉が気になる。もっとボカしたい。トリミングすると下のようになるが、葉の印象が強いのは同じ。
先生も同様の写真を撮っておられたが、超望遠を使うことで、額縁のように配置した蓮の葉を大きくぼかしていた。
4枚目、蓮とハチ。ハチはけっこう飛んでいるのを見かけたので、AF-Cと連写で追いかけた。花粉を脚でつかんでいるところまで撮れている。
これもなかなか。惜しいのは、ハチを追うのに夢中で花の下方が切れている。おしべはすべて入れるべきだった。また、SSは1/250秒だが、翅が被写体ブレしている。翅をきちっと止めて写すには1/4000ぐらいが必要とのこと。
他の参加者や先生の写真を見て、被写体の選び方や構図、露出、被写界深度等々、「こんな撮り方があるのか」「こういう撮り方をすべきなのか」を勉強させてもらった。
提出した以外の写真も。
開きかけ。未成熟なおしべが乳歯みたい。
観客はいっぱいいるのでボカして誤魔化す。
かなり開いた花。真ん中がつやつや、ちょっとプリンぽい。