憧憬の路2019
今年も巡礼に行ってきました。
昨年までの写真はこちら。
今年は飛行機で往復…の予定でしたが。
出発前日の金曜の夜、カメラバッグにカメラとレンズと着替えその他を詰め込んでいたら、腰に激痛が… orz その前の月曜から軽く痛んではいましたが、徐々に治ってきた感じだったので油断していたらまさかのタイミングで痛恨の一撃。
ひとたび椅子に座ると立ち上がるのも辛いほど。どうにか腰に湿布を貼り就寝。
朝起きてみても、昨晩よりマシなもののまだ痛みが強い状態。泣く泣く飛行機をキャンセルして整形外科へ。「腹筋と背筋を鍛えないと手がつけられなくなるよ」と脅されつつ、湿布と痛み止め、それと腰痛ベルトで処置してもらいました。
おかげでどうにか動けそうな程度にはなったので、新幹線で強行することを決心。カメラもD610からX-T20に変更して重量を削減。三脚も諦めて手持ちで頑張ることにしました。
今回は時系列でがっつり行きます。
横浜から電車を乗り継ぐこと5時間、夕暮れの竹原に到着。
ただいま!
まずは御本尊(ハロウィン仕様)へ。
じきに陽が暮れて灯りが点り始めます。
翌日はあまり遅くまでいられないので、主だったスポットは土曜のうちに回るつもりでひたすら撮ります。
西方寺の階段。
我々たまゆらーの聖地、茶房ゆかりさんへ。
今年はぽてにょん灯りでした。
名台詞。
歴史民俗資料館のところにあったやつかな? 竹籠の灯り。
籠の中のかぐや姫。今回の一番のお気に入り。
修景広場の♡灯り。
夷堂〜照蓮寺を通って裏通りに入ります。この辺りは毎年竹のアーチが綺麗。
竹原到着の少し前に雨が降っていたため、いい感じの反射が。
ここの小路は定番の撮影スポット。でも考えずに撮るとありきたりになっちゃうんだよな…難しい。
町並み保存地区に最近開業した高級ホテル。雰囲気あります。
少し離れた場所にある森川邸へ。この辺りのお屋敷はだいたい塩田で財を成した商家のもの。
整った庭と品のある飾り付け。
和傘も竹灯りとよく合っています。
初日の最後は旧笠井邸へ。2階から街並みを眺めます。
…という訳で、今回はわれらがミクロ系主人公のフィギュアを持参したのでした。
三原の宿に泊まり、翌日は10時過ぎに再度竹原入り。
ぽってと一緒に街を歩きます。2日目はたまゆら成分多め。
わたしのマンホールなので。
ゆかりさん再び。昨日はお茶する余裕も無かったので、今度はゆっくりと。
二階に上がって展示物を撮っていたら、庭でかおたんの誕生会を開いているのに気づきました。
続いてほり川さんへ。そういえば、ちょうどちもさんの中の人の五回忌でした…。
普明閣へ。お寺側の階段は傷んでるので立入禁止ですが、反対側から上れます。
あいふる316の向こうに三井金属の煙突。ちょうどそういう位置関係だったんですね。
グリーンスカイホテルのたまゆらスイーツ。今回は作中一番最初に登場したスイーツ、みかんのロールケーキをいただきます。
腹一杯になったところで、また町並み保存地区のほうへ戻っていきます。
本川の橋の上から。ぽってが2回落っこちかけた場所。
水面のリフレクションにさざ波を立てる水鳥。
灯りがともる前の竹飾り。
こちらも恒例、ギャラリー・Sさんといっぷくさんの切り絵。
ギャラリー・Sさんでは地元の写真クラブが展示会を開催中。お一人、飛び抜けて上手な方がいました。
竹鶴酒造の襖。
前日撮ったNIPPONIA HOTELをもう一度。昨日よりまだまだ明るい。
もう一軒の名家、松阪邸へ。
こちらは室内の展示が…どう表現すればいいんだろう。幽玄?
この着物と竹灯りのリフレクションなど、見ていると奥に吸い込まれそうな印象すら受けました。
猫の切り絵もいくつか飾られてたのですが、猫の苦手な観客が怯えて出てくるところとすれ違ったり。
羽根のように広がる灯り。
あのシーン。
夷堂の前で、ミスかぐや姫が撮影会してたので一枚チャレンジ。
また来年。
腰はどうにか2日間もってくれました。
X-T20はやはり軽くて良いですね。本体は勿論、レンズもD610用と比べると格段に小さいので取り回しが楽。竹灯りの撮影では、ウエストポーチに18mm/F2と35mm/F1.4を入れて取っ替え引っ替えしながら撮ってました。
D610に35mm/F1.8と58mm/F1.4で同じことをしようとするとなかなかかさばります。勿論、高感度耐性はフルサイズのほうが上ですが。
それと、EVFはホワイトバランスやピクチャーコントロールの適用結果が撮る前に見えてるので、撮影時点でだいたい意図を反映しておくことができるのが良いです。D610だとわりとおざなりにしがちなので(どうせRAW現像するし、みたいな)。
ただ、フジの色をRAW現像で出すのは難しいです。特にVelvia。冒頭の夕焼けなんか、撮って出しだとエモい色が出てるのに、現像ではうまく再現できない…。撮って出しを手本にして現像を勉強します。
最後に憧憬の路フォトコンへの応募作を。籠の中のかぐや姫にしたかったけれど、竹灯りじゃないのでこっちにしました。
ただ、Instagramは基本スクエアフォーマットなので、最初からそれを前提に構図を作って撮らないと今ひとつですね。これはInstagramへの投稿時にトリミングしてますが、なんか居心地が悪い。
行き交う人々 #takehara #竹原 #憧憬の路 #憧憬の路2019応募