不定期日記:肆

バイクに乗ったり乗らなかったりして撮ってきた写真を晒す / R1200GS / SEROW / D610 / D500 / X-T20 / Rollei35S

夏休みツーリング (その2)

その1から続く。

8/6: 十和田→大間

3日目も雨模様のスタート。津軽半島の先端、竜飛岬を目指す。

十和田湖畔の(晴れてたら)気持ちいい道を走り抜け、R454→R102で黒石へ。ここから少しだけ東北道に乗るつもりだったが、それもつまらないし十三湖のほうを通っていくのもいいかな、と思い直した。

コースを考えると、ちょっと西に進んで弘前に入り、R7→R339で行くのが良さそう。弘前と言えば…と思いついて藤田記念庭園に立ち寄る。

www.hirosakipark.or.jp

洋館。うん、大正浪漫でコンクルシオですね。

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庭園も好きなので寄りたかったが、時間が微妙なので断念して先を急ぐ。

五所川原を過ぎると車も減ってくる。十三湖の先は海沿いの竜泊ライン。

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気持ちのいい道を延々と走ってやっと到着。この頃にはすっかり晴れていた。

津軽海峡冬景色の碑。彼方には北海道が見える。余談だが、私の妹は函館在住当時、自分自身の結婚式二次会で何故かこの歌を熱唱しやがったw

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階段国道。歩いて降りる気力はなし。

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自衛隊施設と北海道。

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翌日に大間から函館に渡るため、今日の宿は大湊。蟹田から脇野沢へのフェリーに乗れば陸奥湾を渡って楽ができるので、時間を見ながら東へ進む。

今別からr14に入ってショートカット。途中にある北海道新幹線奥津軽いまべつ駅。駅だけがぽつんと建っている。

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予定より順調に進み、蟹田のフェリーターミナルに到着。これで休憩しながら楽r

…おいまじか

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陸奥湾をぐるっと自走かぁぁぁ… orz

嘆いてても仕方ないので、R280バイパス→R7→R4→みちのく有料道路→R279とざくざく進行。雨も降り出すし踏んだり蹴ったり。下北半島に入ると人家もすっかり少なくなり、地の果て感が出てくる。

この日の宿は大湊市街外れの丘の上に建つ、ちょっと高級感のある温泉宿。そろそろ疲れが溜まってくる頃かと思って、良さげな宿をとっておいた。

www.mghotel.jp

いい湯に浸かって美味い飯を食ってふかふかベッドでぐっすり。

ところで、北海道からの帰りは8/9夜発の室蘭→宮古フェリーを予約していたのだが、台風により運休のお知らせが… orz コース変えなきゃ。

8/7: 大湊→函館

朝起きたら曇り空の向こうに恐山。

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折角だからそっちを走っていくことにする。r4は宇曽利山湖までの登りは快適な山岳路だが、そこから大畑までの下りはガチな険道と化す。

ともあれR279をひた走り、遂に本州最北端に到達。

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大間と言えばマグロ、ということでこんな一本釣りのモニュメントも。

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折角だからマグロを食うかな、とも思ってたが、昼飯にはまだ早いし、大間崎近辺には寂れかけた土産店ぐらいしかないし、ということでさっさとフェリー乗り場へ向かう。

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函館までは2時間弱の航路。カモメも乗船中。

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適当にごろごろしているうちに無事到着。まずは昼飯。

函館で飯と言えばラッキーピエロでしょう。

luckypierrot.jp

フェリーターミナル近くの店舗に入り、安直にセットを注文。チャイニーズチキンバーガーとラキポテとウーロン茶。

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ラキポテは初めて食べたが、マグにフライドポテトを入れてグラタンソースと粉チーズを振ってある。分かりやすくジャンクな味。だがそれがいい

宿のチェックイン時間にはちょっと早かったので、少しだけ寄り道。副長最期の地。

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ホテルは駅前の安宿。思ってた以上にボロかったが…まあ泊まるだけなら問題なかろう、と割り切った。

荷物を下ろして一休みしたところで、夜景を見るために函館山へ向かう。ロープウェーは混むだろうと予想して、駅前からバスで登頂。

山頂着は18:30頃。18:50ぐらいに日没なので展望台へ向かうが、既に大混雑。フェンスの前には人だらけ。一応三脚を持っていったが全くの無駄。

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展望台の最上段まで登り、できるだけ前に詰めて日没を待つが、最前列の人達は動くわけもなく。仕方がないので、カメラをライブビューモードにして腕を上に伸ばしてどうにか撮影。

定番の構図だが頑張った。

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寒さに震えながら再びバスで山を降り、適当に飯を食ってホテルに戻り就寝。

その3へ続きます。

夏休みツーリング (その1)

弊社は8/6週・8/13週のどちらか一週間を休め、というルールなので8/6週を選択。今年も帰省がてら東北・道南を巡ってきました。昨年は4日間でしたが今年は7日間。

8/4: 横浜→鶴岡

8月の土曜なんて早朝から渋滞するに決まっているので、こちらも頑張って早起きして4時過ぎに出立。東北道をひたすら北上して古川へ。

R47を鳴子温泉方面へ進み、R108へ転じて北へ。山形県に入り、r310の山道を通って、昼過ぎに川原毛地獄に到着。BikeJin誌ラリーのチェックポイントの一つだが、以前に聞いたこともなく、どんな場所か不明なままやってきた。

川原毛地獄・川原毛大湯滝 Kawarage Jigoku / Kawarage Oyutaki 湯沢市役所

まあ想像のとおり、硫黄の臭気が立ち込める荒涼とした場所。遊歩道があるが、ガスの濃度が高い場所は勿論立入禁止。確かにこれは地獄感あるわ。

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噴気孔からは、硫化水素だか二酸化硫黄だかの蒸気が上がっているのも見える。

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この日は超快晴。東北の山中でも太陽が容赦無く照りつけ、階段を上り下りするだけでもう汗だく。そういう意味でも地獄感を味わったところで次の目的地へ。

R108→R13で新庄、そこから再びR47で最上川沿いに日本海を目指す。途中、松尾芭蕉が川下りの船に乗り込んだ地に立ち寄り。

芭蕉河合曾良の像が建っている。最上川をうまく写しこめるポジションが見つからなかった…

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初日の最終目的地は山居倉庫。

www.sakata-kankou.com

酒田がかつて水運で栄えていたことを忍ばせる倉庫群。

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おしんの舞台は酒田だったんですなー。

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そのまま酒田に泊まりたかったのだが、ちょうどこの日に花火大会があるため宿がまったくとれず、少し南下した鶴岡の宿を予約。朝が早かったので、夕飯を食ったらすぐばたり。

8/5: 鶴岡→十和田

終日天気が良かったのは初日だけ。この日から天気は微妙に下り坂。

2日目の目的地は秋田を経由しての十和田湖。本当は秋田か青森に泊まりたかったが、秋田は竿頭、青森はねぶたと見事にバッティングして宿全滅。この時期は要注意ですな。

曇り空の中を出発してひたすら北上。昨年も立ち寄った道の駅鳥海へ。お目当はこれ。

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今年の銀ガレイも美味かった。なお当然大人気の一品のため、焼き上がりの順番を待たされるのでそのつもりで。10時頃に行って20分待ちでした。

こんな面白垂れ幕もありました。

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道の駅に入ったところで雨が降り始めてたため、やむなく雨具を装着、さて出るかと思ったら…

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豪雨かよ orz

雨雲レーダーを見ると数時間は止みそうにないので、諦めて雨が弱くなったところで出発。こんな天気なので鳥海ブルーラインは省略し、R7をひたすら北上して、象潟からは日本海東北道へ。

次のチェックポイントは道の駅岩城。この辺りでは雨が小康状態になったのでちょっと一息。しかし左手のグローブが破れてることに気づく。しかも2箇所。これにはがっかり。生地が弱くなってたところを雨でトドメを刺された感じ。

天気が天気だし、さっさと宿を目指すことにして、途中の秋田近辺でバイク用品店に立ち寄る。新しいグローブを調達し、近くで昼飯も食べて秋田道を北へ。能代からR7に入り、大館からまた秋田道に戻って東北道小坂ICで降りる。この辺りから寒くなってきた。さすが北東北。

天気が微妙でテンション上がらないなりに、r2樹海ラインで十和田湖を目指す。途中の道の駅 こさか七滝で休憩。

この七滝は知らなかったが、なかなかいい感じの滝。落差もそこそこあるし、何より滝壺近くの水辺まで寄れるので迫力が凄い。思わぬ拾い物だった。

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そのまま発荷峠を越え、16時過ぎに湖畔の宿へイン。風呂入って夕飯食ってゆっくり休む。

その2へ続きます。

7/29早朝にニコンカレッジの講座@不忍池の予定だったが、台風のため前日に中止の連絡。仕方ないけど、台風は朝には通過しそうなんだがなー…とはいえ、遠方からの参加者が来られないなんて事情もあるのかも。

で、三渓園でも早朝に観蓮会を開催していることをふと思い出した。もし雨が止んでたら行こうかな、ということで準備して就寝。

www.sankeien.or.jp

5時ぐらいに起床して外を見ると雨は上がっていていい天気になりそう。念のため折り畳み傘も持って出発。

三渓園の欠点は公共交通機関の便が悪いところ。5時半に家を出て着いたのは7時前。

ともかく入園。蓮池は入ってすぐ右手。日向側の花はやや萎れ気味だが、日陰の花はいい感じ。

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昨晩の雨に濡れた植物も美しい。

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写真下の花は花弁が落ちてジョウロみたいになってる。上の花に水を掛けてるようで面白い。

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桃みたいにつやつや。

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しかし、入園した時には曇り空だったのが、30分ぐらい見て回った頃に雨が降り始めた。慌てて軒下に避難。撮るものも撮ったし、もう帰ろうか…という気分に。

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機材を片付けながら10分ぐらい待っていたら雨が上がって晴天に。もうちょっと頑張った。

三渓園のシンボル、三重塔。

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蓮池の隣には睡蓮池。

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夫婦睡蓮。

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1時間ほど滞在して撤収。早起きした甲斐はあったかな。

酷暑ツーリング

今年は梅雨が大変早く明けたので、7/14~16の3連休に2泊3日ツーリングを計画。BikeJin誌のラリーBMWディーラーの道の駅ラリーを並行して進めてるので、静岡から北上して中部地方のチェックポイントをクリアしてくる算段。先日の豪雨で東海北陸道が一時不通になっていたが、幸い7/14までには復旧していた。

7/14: 横浜→砺波

三連休の初日は当然大渋滞が予想されたので、早起きして出発。新東名を森掛川ICまで進み、アクティ森へ。

抹茶アイスで一休み。

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次は道の駅 くんま水車の里。浜松市天竜区の山道をぐねぐねと登って行った先にある。水分を採って一休みしてたら、同じく神奈川のR1150GS乗りの方に声を掛けられた。そちらの方もBMWのスタンプラリー参加中。

そのまま山を越えて愛知県に入り、道の駅 どんぐりの里いなぶへ。さらに北上して岐阜県に入って道の駅 らっせいみさと そばの郷。R1150GSの方とはここまで一緒。この後ビーナスラインを通って日帰りするそう。タフだ… 

予定ではあと2箇所回って宿へ向かうつもりだったが、時間が厳しくなってきたので1箇所を飛ばす決断。郡上八幡から道の駅 明宝へ。

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東海北陸道を気持ち良くぶっ飛ばしてきたが、郡上八幡ICを降りたところに他の車を捕まえてる覆面がいて我に返ったw

道の駅から東海北陸道に戻り、砺波IC近くのホテルに宿泊。

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7/15: 砺波→上越

すぐ近くの道の駅 井波へ。南砺市といえばゆるゆり劇場版の聖地…と思ったら道の駅にしっかりコーナーがあった。

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お馴染み千里浜なぎさドライブウェイ。…夏に来るもんじゃないなここは。海水浴場を兼ねてるので、人出が多く車・バイクがずらり。走るには楽しくない。

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いつもは一往復するところだが、諦めて片道だけ走って退散。帰りに対向車線を見たら、最寄りの今浜ICで出口渋滞が発生してた。

気を取り直して次。白山に向かって走り、道の駅 一向一揆の里。山に向かってる筈なのにいっこうに涼しくならない。

道の駅で昼飯に蕎麦を食べて涼み、小松から北陸道に乗り、上越市の宿へ。

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夕飯は昨年と同じくLA PENTOLACCIA - ラ・ペントラッチャ。このポルペットーネが最高に美味かった。

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7/16: 上越→横浜

塩の道を通ってみたかったので、糸魚川まで戻ってR148を南下。糸魚川までのR8は日本海沿いを走る気持ちのいい道。R148は集落も少ない山道なのに交通量が多くて不思議な感じ。

長野県に入り、北アルプスを眺めながら走る。

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白馬からR406で鬼無里へ。何年か前に一度走ったことがあるが、相変わらずの酷道

重文の白髯神社。

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いろは堂のおやき。野沢菜と辛みなすを注文したら、おまけでかぼちゃもついてきた。

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ツーリングマップルのお勧めルートに従って麻績ICへ。この道は正直今一つかな。

三連休最終日も勿論渋滞。笹子のあたりで事故発生らしく、甲府のあたりまで渋滞。炎天下にのろのろ運転してたらライダーが死ぬので、渋滞手前の笛吹八代ICで降りてr36で山越え。この辺から富士五湖方面だと御坂みちは使ったことがあるが、r36は初めて走った。狭いが悪くない道ではある。

どうせ東富士五湖道路も東名も混んでいるので、忍野経由で山中湖に出て道志みち経由で帰る。山中湖は涼しくて助かった。時間も早かったので、道志みちをまったり安全運転で帰還。

△巡礼(長野編)

7/1~3の3日間、両親と沖縄へサガリバナを見るツアーに行く…筈だったが、7/1に沖縄を台風7号が直撃。飛行機が終日欠航のためツアーはキャンセル。お天道様には勝てないよ… orz

両親は実家にステイ。私は7/2・3に有休を取っているので、まるっと2日間空いてしまった。それなら、ということで長野・伊那方面の舞台を訪問することに決定。アニメ9・10話/原作3巻の「私の屍を越えてゆけキャンプw」コースで行くことにした。

平日なので高速も混まずにさくさくと進行。圏央道→中央道→中部横断道で白根インターまで進み、まずは夜叉神峠までのピストン。ちょうどステッカーキャンペーンをやってる、ということで、夜叉神峠ゲート手前の「夜叉神の森」を目指す。

www.yamanashi-kankou.jp

ぐねぐね山道はGSにとってお手の物(SEROWのほうが楽ではあるけど)。白根ICから小一時間で到着。

この時期はゲートは開いているが、監視員がいて許可車両だけ通している。 写真に写っているのは広河原まで行く乗合タクシー

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山ガールのお姉さんが待ち合わせしてた、登山口の東屋。

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で、ステッカーを貰おうとヒュッテに行ったら閉まってる orz 休日しか開いてないのか? 仕方ないので道を戻り、芦安の郵便局で受領。

続いては杖突峠。しまりんは原付なので下道をビィィィィィっと走っていくが、こちとら大型バイクなので高速で楽々。諏訪ICで降りてR152へ。

ちょうどいい時間なのでまず昼飯。高遠そば。

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適度に腹が膨れたところで、食堂脇の展望台へ。これはいい眺めだ。

諏訪湖方面。

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こちらは茅野方面かな。向こうの山は八ヶ岳か?

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駒ヶ根のスーパーで食材を買い出し。まだ15時ぐらいで、キャンプ場に向かうには少し早そうだったので、光前寺に寄ってから行くことにする。

思ってたよりもずっと大きな名刹だった。庭園に拝観料を取っているのも納得。カメラをバイクに置いてったのをちょっと後悔。

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厳つい系の早太郎像。

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犬みくじは残念ながら無かったので、代わりに御守りを受領。

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改めて陣馬形山のキャンプ場へ向かう。集落を過ぎると1.0車線のガチ山道。おまけに東から西へ向かう道なので、夕日で目潰しを食らう。ガードレールもない道なのでかなりひやひや。しまりんはここ真っ暗になってから走ったのか…w

通行止看板(偽)も無く、17時過ぎに無事キャンプ場に到着。平日だから誰もいないかな? と思ったら、意外にも10組ぐらいいた。早速荷物を下ろして設営開始。

テントを張ってエアーマットとシュラフを入れて、椅子と机を出して食材を…あれ? コッヘルとバーナー…持ってくるの忘れてる ○| ̄|_ 前日準備しておいたのに、食器棚に置きっ放しだ…

…ということは、持ってきたカレーめんもパックご飯も食えないし、さっき買った肉も焼けない。食べるものがない…オワタ\(^o^)/ 町まで戻って弁当買ってくるしかないか…

肉を持ち帰ったところで腐らせるだけなので、お隣さんに「あげます(かくかくしかじか)」と持っていったら、有難いことに焚き火台と小さいフライパンを貸していただけた。焚き火をやったことがなかったので不安だったが、手伝っていただいてどうにか火をおこせた。助かった…。

で、こんな感じで一人焼肉。

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お隣さんはBuellユリシーズで来てた、やっぱりソロキャンパー。翌朝もお湯を沸かしていただいてカレーめんを食べた。感謝しきり。

精神的に疲れたので、夕方に撮った写真はこの1枚だけ。暮れ始めの木曽駒ケ岳

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翌朝は霧。でも7時ぐらいから少しずつ晴れてきた。

山頂からの朝の駒ケ岳。

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超広角(20mm)も楽しい。

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巨大アンテナ。右方向の町は飯田かな。

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お隣さんに改めてお礼を言って撤収。山を降りてこまくさの湯へ。

www.komakusanoyu.com

入浴券とセットでミニソースかつ丼。なかなか美味かった。昨晩はよく眠れなかったので、寝落ちして早太郎にサラダを食べられないよう注意。

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最後に高ボッチ高原へ寄ってから帰ろう、ということで、中央道を岡谷で下りてR20を北上。

…工事通行止…だと… ○| ̄|_

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崖の湯入口は松本のほう。距離もあるし、そちらからはかなりの山道で時間が余計に掛かりそうなので今回は断念。まあ日帰りで来られなくもない距離だしな…。

岡谷ICに戻る途中、R142新和田トンネルの看板を見かけたので、あれ? これはビーナスラインいけるんじゃね? とはたと気が付いた。で、予定を変更して車山肩を目指す。R142旧道で和田峠を目指すつもりが、ナビに指示されるままr199のこれまた超山道を駆け上がり、気が付いたら八島ケ原湿原の駐車場にダイレクトに出ていたw こんな道あったんだ…。

ビーナスラインはいつ走っても最高の道。今回は霧ヶ峰はスルーし、ダブルヘアピンを駆け抜けて車山肩の駐車場へイン。お目当ては勿論ころぼっくるひゅってのボルシチセット。金はあるんや!! (おっさんだから)

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リンに倣って「ドリンクはキャラメルマキアートで」と注文したら、キャラメルマキアートはキャラメルミルクコーヒーになったんです、とのこと。確かにメニューにはそう書いてあった。ノーチェックでキャラメルマキアートを注文するとゆるキャンパーとバレますw

ここでもカメラをバイクに置きっ放しでまた後悔。車山の方角もその西の方角も、気持ちのいい青と緑の世界。小学生の遠足なのか、車山肩から山頂目指して登り始めてる集団がいた。

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そのままビーナスライン~大門街道で諏訪ICまで戻り帰還。長野県から山梨県に入ると途端に暑くなるのは毎度のこと。それにしても、休日と違って高速はまったく渋滞なしで楽だねえ。

今回はともかくコッヘル&バーナーを忘れたのが痛恨だった。一方で、やっぱり焚き火はいいなあと。荷物がちょこっと増えるし後始末が面倒だけど、焚き火台買おうかなぁ…?

△巡礼(麓編)

ゆるキャン△を観て久しぶりにキャンプをやりたくなったものの、道具を数年前に買って一度キャンプしたっきり。この状態でいきなりテント泊は不安大なので、まずはデイキャンプでテントの張り方から思い出そうかなと。

6/2~3に休日出勤したので、6/4に休みを取って出発。折角だから△2・3話の舞台である朝霧高原ふもとっぱらへ行くことにした。

キャンプ場の前にちょっと観光。まずは白糸の滝に立ち寄る。以前に通りがかった時は今ひとつひかれずにスルーしてしまったが、いつの間にか駐車場やら何やらが整理されていい感じになっていた。

バイクを駐輪場に止めて滝方面へ。まずは隣接する音止の滝から。深山というほどでもない場所にしてはかなりの落差。

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そして白糸の滝。伏流水が岩肌から流れ出して川となっている。飛沫も感じられて大変涼しい。

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適度に涼んだところで次の中継地、△11話で千明とあおいが寄ってた、キャンプ場近くの牧場へ。キャンプ場のほうは牧場のすぐ北側。

www.makaino.com折角だからソフトクリームを食べて、ついでに牛乳とソーセージを購入。

薪も売っていた。買い過ぎ注意。

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そのままR139を北上して朝霧高原へ。30分ほどでふもとっぱらに到着。

サイトまで車・バイク乗り入れ可能なので、受付を済ませたらさくさく入場。平日だというのに、キャンパーは数十組いた。

広々とした草原の向こうに富士山が見えるナイスロケーション。水場も点在してるので便利。

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やや奥まで進んでバイクを停め、設営を開始。この程度の不整地はGSにとっては楽勝だが、草むらの中に窪みがあったりするので要注意。

説明書を見ながら久しぶりのテント張り。30分ほどで完成。フライシートを掛けると死にそうに暑くなったので省略。

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前日に買ったチェアーがかなりいい感じ。ガスボンベの補充を買いに行ったのだが、リンが座ってるようなゆったりしたチェアーを見つけてつい買ってしまった。チェアーに座ってぼへーっとしてるだけでかなり幸せ。おかげで手の甲は真っ赤に焼けたが(^^;

昼飯はさっき買ったソーセージと、お約束のカレーめん。

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腹が膨れたところで、カメラを持って場内を散歩。

でかい顔だ。

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ライオンか? ライオンなのか?

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こっちはトラだな。

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逆さ富士の写せる池のほうに歩いていったら足をグネった orz カメラとレンズはどうにか落とさずに済んだが、足場が悪いのにぼーっとしてちゃダメやね。歩けないほどのダメージじゃなくて助かった。

15時ぐらいから撤収開始。こちらも30分ぐらいで完了。折角だから富士山をぐるっと周り、道志みち経由で帰宅。

キャンプすること自体を目的にするのも楽しいですね。設営はとりあえずできそうな自信がついたので、テント泊も大丈夫かな。夏か秋にチャレンジしよう。

今回はトップケース&パニアケースに道具を全部入れたが、テントやエアーマットのようなかさばるものはシートに括り付けたほうが良さげ。

△巡礼(山梨編)

ゆるキャン△のゆるくないスタンプラリーに行ってきた。

yurucamp.jp

アニメのほうは放送終了後に配信で見て、日常系好きな私のツボにちょうどはまった。キャンプ道具は一応一通り持っているけど、実際にキャンプをしたことがあるのは一度だけ、でも見てると行きたくなる。基本ソロ行動派なのでしまりんの気持ちはよく分かるw

どうもツーリング先として行ったことがあったり名前を知ってたりする地名が多く出てくると思ったが、原作者のあfろ先生もライダーと知って納得。

さてスタンプラリーだが、今回は山梨県内のスポットのみ。だったら1日で全部回れるだろう、と楽観視。山道も多いので軽いSEROWで行くのがよかろう、と。しまりんのビーノと同じヤマハ車だしねw

…出かけようとしたらバッテリー上がってた orz 仕方ないのでGSに切り替え。まあ荷物を多く積めるのは楽だけど。

新東名の新清水ICからR52を北上、十島からr10に入る。まずはなでしこ宅の最寄り駅、内船駅から。写真には写っていないが、既に巡礼者多数。

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ナビに従ってR52に戻り、みのぶゆばの里に寄ってから身延駅前へ。ゆばの里は初めて寄った。というか、R52は何度も通ってるのに存在に全然気づいてなかった。

駅前の栄昇堂にてみのぶまんじゅうを購入。10個は食えないので2個だけ。店内には恵那とちくわ。

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続いて身延山。ロープウェー乗り場まで行ってスタンプを押し、戻って三門前の観光協会へ。

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なでしこコースはこれで走破。ステッカーをもらったので早速箱に貼る。

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続いてはあおいのバイト先のモデル、スーパーのセルバへ。がっつり乗っかっているw

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折角なのでメンチカツとカレーめんを購入。あおいのポップもあったでー。

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スタンプラリーの目的地ではないが、本栖高校のモデルになった旧下部小学校・中学校が道中にあったので寄っていく。何故か見覚えのある校舎と坂道。

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そしてうねうね山道を通って四尾連湖へ。こういう時はGS重い…。

この緑はさすがのフジの発色やねー。

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しまりん休憩中。

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ホットチャイを飲みながらさっき買ったメンチカツを食べる。チャイはとってもスパイシーで美味しい。

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疲れる山道を戻って本栖湖へ。先に本栖湖行ってから四尾連湖のほうが良かったかなぁ…。

この日は曇ってて富士山は見えず。おまけに目的地の浩庵のところでUターンゴケ。踏んだり蹴ったり orz

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浩庵の売店になでしこ。

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折角だから本栖湖畔でカレーめんを食べよう。湖畔の周遊道をぐるっと周り、浜辺に降りられる駐車場にバイクを止めて休憩。バーナーでお湯を沸かして遅い昼飯。

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残るは3箇所、山梨市駅からフルーツ公園方面。精進湖から左右口峠を越えて甲府盆地へ。改装中の山梨市駅に寄ってから丘を登りフルーツ公園。

…オーチャードカフェとっくに閉まってるじゃん orz 店は16:30閉店、建物は18時閉館、着いたのは18:20頃。出発時のSEROWのどたばたが無ければ閉館には間に合ってたな…。建物の外から千明のポップが見えてるのが恨めしい。

仕方ないのでここは諦めて、さらにその上のほったらかし温泉へ。ここも何度も来たことのある場所。

温泉でさっぱりした後はこれですな。

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とろーり。

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さて帰宅前にもう一つ。フルーツ公園に戻って5話のこれをやるのだ。

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頑張ってみた。明るい単焦点は正義だが、それでも三脚無しではISO3200でどうにかこのぐらい。

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iPhoneでも撮ろうとしたがさっぱりうまくいかなかった。一発で撮ってるなでしこ&スマホすげえw

かなり遅くなったので、中央道も東名も渋滞にはまらずさくさく帰宅。セルバで買った△ステッカーは、翌日バッテリー交換したSEROWのナックルガードに貼った。

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フルーツ公園は惜しかったが、まあいつでも行ける距離だし、次に行った時にスイーツ食べよう。そういや東山さんがノートに記帳したとか言ってたっけ。

あとは静岡と長野の聖地やな。特に長野。ビーナスラインに高ボッチ、杖突峠を越えて陣馬形山、それと山梨だけど夜叉神峠も。さすがにこっちは1日じゃ無理なので、2回に分けるか、それともキャンプにチャレンジするか…?