東北2000kmツーリング
8/6週がまるっと夏季休暇なので、これを機会に長距離ツーリングを計画した。ディーラーが道の駅スタンプラリーを開催してるので、その対象道の駅を巡るのも目的の一つ。
コースは自宅(横浜)から関越・上信越道を通って上越へ、そこから日本海沿いに秋田まで北上し、一関を経由して三陸を通って実家(福島)着。
本当は8/5発にしたかったが、8/6泊予定の秋田が竿灯祭最終日で宿が全く確保できず、結局行程を1日ずらし。
あ、この記事も行程と同じぐらい長いです。
8/6: 横浜→上越
時間には余裕があるので、途中で2箇所寄り道。
1箇所目は富岡製糸場。現地まではさくさく到着したが、駐輪場所を探してちょっとうろうろ。
ともあれ製糸場へ。
折角なのでガイドツアーに参加。40分ほど。
下の機械は、操業終了時(1987年)に現役で稼働していたものだそう。
開業年の入っている、東置繭所ゲート。
個人的に一番面白かった、明治期に使われていたブリュナエンジンの複製。メカ屋ではないにせよ、エンジニアとしては原理等気になるので、説明員の方に解説していただいたり。
寄り道2箇所目は戸隠、とはいえ蕎麦を食べる時間は無く。バイク雑誌で見た、大望峠の景色が気になったので行ってみた。
天気が崩れ始めてたがぎりぎり持った。
戻って戸隠神社に参拝してたら雲行きが怪しくなってきたので宿へ急ぐ…つもりが、疲れからか駐輪場から出す時にバイクを倒してしまい、しかもガードレールに挟まるという厄介な状態に orz 一人ではどうにも立てられず、通りがかった参拝客のご婦人方の助力で何とか復活。幸いバイクに損傷はなし。
ホテルに早めに入り、シャワーを浴びてさっぱりしてから夕食へ。上越に泊まったのはこの店に行くのが目的。川崎や銀座にある系列店にはそこそこ行っているので、一度本店に行ってみたかった。
アンティパストからディジェスティフまで一通り堪能。今回も美味しゅうございました。
8/7: 上越→秋田
日本海沿いをひたすら北上。途中2箇所の道の駅でスタンプを押しつつ秋田を目指す。
まずは村田まで高速道路…なんだが思った以上に遠い。というか新潟県南北に長い…。飽きてきた頃にやっと到着。
日本海側は高速道路が全通しておらず点線状のため、ここから暫くは国道を走行。海沿いに出るのにちょっと手間取ったが(通過予定の舗装林道がクローズされてた)、ひとたび出てしまえば交通量の少ない快適ロードを満喫。距離も50kmぐらいはあるだろうか。
鶴岡西からまたちょっとだけ高速に乗り、酒田みなとから再び海沿いの国道へ。鳥海の道の駅で昼飯。海産物がめっちゃ美味かった!
折角だから鳥海ブルーラインで山登り。鉾立展望台から日本海を見下ろす。
続けてグリーンラインにも行くつもりだったが、ブルーラインだけでお腹いっぱいになったので、象潟に下りてあとは秋田へ一目散。
この日の夕飯はホテル近くの郷土料理屋で。比内地鶏に稲庭うどん。
8/8: 秋田→一関
天気予報ではそろそろ崩れそうな感じ。
まずは男鹿半島へ。大潟の道の駅がチェックポイントだが、折角だからまず寒風山に登る。
絶景。
でも半島の根元のほうを見ると雲行きが怪しく…
大潟の道の駅に着く頃に、ついに降り始めた。待っていても回復しそうにないので、スタンプを押したら諦めて雨具を装備して出発。秋田道で一関を目指す。秋田県内は小雨が降ったり止んだりだったが、県境の山間部ではそれなりの降雨に。
中尊寺に寄りたかったが、天気が回復しないので断念。厳美渓も見たかったんだが同じく、で早々にホテル入り。疲れも溜まってきてるので夕飯はホテルのレストランで。
8/9: 一関→福島
最終日も悪天候。朝はまだぎりぎり降ってなかったので、急いで中尊寺へ。
気仙沼の南にある道の駅大谷海岸が次のチェックポイント。気仙沼に向かう途中から雨が降り始め。震災跡を見ておきたかったが、時間に余裕が無かったので先を急ぐ。あとは登米から三陸道に乗り、常磐道で相馬まで行って道の駅に寄り、実家へ帰宅。相馬まで来ると雨は上がっていた。
今回はズームレンズ一式を持っていったが、殆どの場所で広角のみ使った。ちょっと意外。
(おまけ) 8/10: 会津
実家を拠点にして会津の道の駅巡り。道の駅かねやまでの一枚。
小雨ツーリング
今日はSEROWで。梅雨明けした筈なのに天気が微妙だったが、SEROWのバッテリーも心配だし、250ccの感覚を思い出すのも大事かと。
コースは御殿場から三国峠経由で山中湖へ、道志みちから都留へ出て上野原方面に走り、宮ヶ瀬湖から裏ヤビツを走破して秦野に戻り。雨が強くなったら途中でショートカットしてさっさと帰ろうと考えてたが、結局当初の予定どおりに走破した。
天気は結局小雨が降ったり止んだり。休憩時には雨雲レーダーをチェックして、すぐ降りそうなら雨雲が通り過ぎるまで休憩。そのため走行距離はそこそこ。
涼しい、というかちょっと肌寒いぐらいだったのはいいが、写真を撮るには今ひとつ。三国峠から撮る富士山&山中湖は定番だが、今日は富士山に雲が掛かっていて見えず。仕方ないので、富士山は切って山中湖とコーナーの構図に。
晴れていれば、写真上部の裾野の延長線上に富士山が綺麗に見えるのだが。また晴れた時に来よう。
三連休の記録
土曜: 久里浜
花火大会で撮影チャレンジ。機材は一通り揃ってるのであとは撮るだけ、と意気込んで出掛けたが、打上開始30分前に現場着では撮影場所もろくに確保できないわけで。
どうにか空きスペースを見つけてセッティングし撮影。バルブが使えるし、さすがに以前の機材(PENTAX Q10)よりは綺麗に撮れるなとシャッターを切りまくった。でも現像してみるとやっぱりいろいろと足りてないわけで。一番よく撮れた写真でこんな感じ。
日曜: 美ヶ原
仲間とツーリング。三連休の中日故、早朝から渋滞するだろうと超早起きしたが、意外にも混んでおらず集合場所の双葉SAに早く着きすぎ。仮眠を取って待機。
友人達が行ったことがないというので、先日も行った裏美ヶ原へ案内。午後の天気が心配だったので早めに高度を上げて涼む。
終点で折り返してビーナスラインを南下し、大門峠から茅野へ降りて八ヶ岳山麓を小淵沢方面へ。ソフトクリームが食べたい、と八ヶ岳中央農業実践大学の直売所に寄ったが、カップアイスしかなかった orz
夕方はやっぱり大渋滞。山梨の友人宅に寄って、21時まで休憩してから出たがまだ渋滞中…結局日が変わってからやっと帰宅。
月曜: 川崎浮島
飛行機と工場夜景を撮ろうと、夕方に浮島へ。日暮れまで飛行機を撮り、陽が落ちたら川崎駅方面へ戻りながら夜景を撮るという算段。
飛行機の撮影は100-400でちょうどいい具合。奥の滑走路から離着陸する機を撮るなら600まで要るかな。慣れないうちは連写しながらついカメラを振ってブレたりしてたけど、少しずつ要領がつかめてきた。
18時半ぐらいから徐々に暗くなってきたので次の目的地へ。小一時間ほど歩きながら、あっちこっちの工場を撮影。
鎌倉散策とEndurance Ext
バイクでどこか行くつもりだったが、雨と雷が心配だったので取りやめ。
代わりに電車で鎌倉へ。注文していたEndurance Extが一昨日届いたので、その試用も兼ねて。
鎌倉駅から鶴岡八幡宮→銭洗弁天→鎌倉大仏と歩いて参拝。幸い雨は降らず、むしろ晴れ間が続いて暑かったぐらい。Tシャツ1枚で歩いてたら腕が日焼けした。
写真はいろいろ撮ったけれども今ひとつ。とりあえず鶴岡八幡宮で撮った2枚を。
で、ここからはEndurance Extの試用記。
これまで使ってたカメラバッグは、小型のリュック型とショルダー型。バイクに積むにはとりあえずこれでOKなんだが、歩きで使うにはちょっと小さい、ということで、一回り大きいものが欲しかった。
タイプとしてはリュック型が好みなので、写真のノウハウサイトとして有名なstudio9 の中原さんが設計された、Endurance Extを今回購入。
ExtではないEnduranceのほうもいいかなー、とも思ったが、大三元クラスのレンズなんて持っていないし、車に載せて運ぶわけじゃないので、レンズを沢山積めても重くて大変なだけかな、ということでExtを選択。
今日はズームレンズ4本(16-35/F4, 24-85/F3.5-4.5, 70-200/F4, 100-400/F5-6.3)と単焦点1本(58/F1.4)を詰め込み。単焦点は結局使わなかったが、他4本は使った。これまでのバッグだとリュックとショルダー両方持たなくてはならず(それどころか100-400はどっちにも入らず別ケースが必要)面倒だったので、その点だけを見ても有用。
下気室にはこんな感じでパッキング。本体とズームレンズはここに全部入る。見えてるレンズの他に、100-400が本体・広角の上に隠れて入ってる。
単焦点はインナーバッグに入れて上気室に収納。重量を無視すれば、単焦点をもう1本入れられるだけの余裕は十分あり。今日は折りたたみ傘を入れておいたが、まだまだスペースはたっぷり。
サイドからのカメラへのアクセスはこんな感じ。
実際、これは非常に便利。レンズへもアクセスしやすいので、観光地を離れたら一旦カメラを仕舞い、目的地に着いたら取り出して適宜レンズを替える、というのがそれなりに容易に可能。
なお、上述の製品紹介ページには「バッテリーグリップを付けた場合(中略)はサイドからの出し入れは厳しいです」とあるが、D610はフルサイズ一眼レフとしてはコンパクトなので、バッテリーグリップを付けてても何とかサイドから出し入れ可能。
まあ、調子に乗ってこれだけレンズを入れると、運動不足な私にとってはかなりの重量になるのでなかなかしんどかったw 鍛えなきゃ… 三脚や一脚を持って行く場合には、もうちょっとレンズの本数を減らす方向で。
それと、ちょっとだけ気になるのが、バッグは一応立てて置けるんだけれども、その時一番下になるレンズは重量に耐えられるか? って点。できるだけ横倒しで置くようにしてるけど。